鼻くそ駄文日記
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恋の話をしてあげよう 君たちが すごく 聞きたがる話だから ほら そこの君だって 聞き耳立ててるだろう
クラスの中で すごく 気になる子がいたんだ 女の好みには ぼくはうるさいけど 彼女は なかなかのものだった すぐにでも いいことがしたかったけど まずは マクドナルドに 誘ったのさ
彼女と話すだけで 当分は 楽しめそうだったよ ショートケーキの 苺は最後に 食べるよね 熱い気持ちと みなぎる性欲を隠して ぼくは 彼女と話したんだ
クラスは 彼女以外に 三十人も人のいる 小社会だよね 「提出」と 先生が言えば 三十二枚の プリントが 集まるところだよね
ある日 ドトールコーヒーで 彼女は クラスの話を はじめたんだ クラスの子の悪口を はじめたんだ 彼女は クラスの子のひとりを 外見的なことばかり すごく 悪く言ったんだ
すごく いやだった ぼくのなかで 彼女があんな子に なってしまった すごく ぼくは 自分を責めたよ なんで あんな子を 好きになったんだろうって
クラスの中で すごく 気になる女の子がいたんだ 女の好みには ぼくはうるさいけど 彼女はなかなかのものだった ぼくは彼女を好きだったんだ ぼくは彼女を好きだったんだ
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