けーたとお風呂に入ってた時のこと。 わたしは先月からの風邪が抜けきらず、痰のからんだ咳がずっと続いているんだけど、 お風呂でも咳が出て、お風呂場の中でそれを吐き出したら それに血が混じってた。 自分でもその時はえーーっと思ったんだけど、 よくよく考えたら、夕方少し鼻血が出たので、それが出ただけだったのかも。 それを見たケータはすごく深刻な顔になって、 「かぁさん、、死なへん??」と心配顔。 わたしはちょっと大げさ気味に、「死なへんよ。かぁさん、けーたが大きくなるまで絶対がんばるから!」と言ってみた。 そしたらその後もすごくそわそわして、 「けーた、先にお風呂出るわ。」と言い出した。 どしたん?と聞いたら、おふとんの用意をすると言う。 いつもならしぶしぶするはみがきも自分からすすんでして、 頭も洗わないと言ってお風呂を出てしまった。
わたしがのんびりつかってたら、パジャマに着替えたけーたが戸口の外で待ってる気配が。。 「寒いからあっちで待ってて。」と言うと、「はい!」と言って向こうへ。 出てみるとバスタオルが足下に置いてある! 体を拭いてたらコップに水を入れてけーたが戻って来た。 「はい、どーぞ。。」 おふとんのお部屋に行ってみると、枕やふとんがきちんと置かれていて、 その上にわたしのパジャマとパンツが。。 いつもお気に入りの抱き枕も、「かぁさんに貸してあげる。」 ちいさな手でおなかをさすってくれて、その表情がすごーく優しげでかわいい。。 けーたにもこんなところがあるんだ、、と感激の夜だった。
少し前に、けーたと同い年の娘さんのいるネット友だちのブログで おかあさんがうたた寝してる間に娘さんが毛布をかけてくれてた、という話を聞いて、 「なんてやさしいのー!」と感激して、けーたにも聞いてみたことがあった。 なかなか期待するような答えが返ってこず、ちょっと誘導尋問的に 「もし寒そうやったらおふとんかけてくれるかなぁ?」と聞いたら、 「かけてあげる。そのかわり、お金くれる?」という答えが返って来て、 ショックでがーん がーん がーん.........って感じだったので 今日こんなふうにやさしくしてもらえてほんとにうれしかった。 ふだんは怒ってばっかりのお風呂上がりなのに、 こんな日もあるんだなぁ。
けーた 6歳と6ヶ月と7日
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