He waits for no one - 2003年08月30日(土) 腕時計の調子がすこぶる悪い。リューズに異常が 生じているようで些細なことですぐ止まってしまう。 もう7年にもなるから替え時なのだろうか。 チタンのボディがわずかにくすんで見える。 先週はレポートの締め切りに4時間遅れで提出した。 推敲もせずに仕上げた薄っぺらい内容に我ながら 情けなくなった。遅れたのは時計のせいではない。 ただ怠惰だっただけだ。 いつだったかトムの宴で一人が「もう24なんだよな。」と 発したらもう一人から「まだ24なんだよ。」と返ってきた。 人生の期限を自ら定めてしまうのは人の弱さなのだろう。 確かにそうさせる要因は多い。その存在への畏怖もあれば、 迫り来る重圧から逃避したい衝動にも駆られることもある。 でも目を瞑らないで逃げようとするとよく分かる。 逃げ道は前にしかない。 つまらない御託をいろいろ並べてみたところで 結局のところ自分は自分でしかあり得ないのだ。 先日のNHKで久々に見た田臥勇太は言っていた。 “Never Too Late”と。 机に置きっぱなしの腕時計を手にとってみた。 よかった。今日は止まっていないようだ。 BGM : 『It's Only Rock'n'roll』 / The Rolling Stones
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