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タブセユウタという男。 - 2002年11月08日(金)

理学部での用事を済ませて文系キャンパスに向かう。
待ち合わせに10分ほど遅刻してしまった。ゴメンナサイ。

借りてたCDを返して、貸してたCDを返してもらって、
新しく持ってきたCDを貸して、頼んでたCDを借りる。

全部で30枚くらいのCDが往来する。
そのほとんどは洋楽。

不思議な人に出会ったと思う。
自分と音楽の趣味を共有できる人には滅多に出会わなかったから、
いろんなCDを貸し借りして、あれいいよね、これはこうだよね、
なんて話し合える相手がいるっていうのがすごく稀で、楽しいのだ。


部屋に帰ってテレビを点けるとバスケットの試合が流れていた。
あの男が帰ってきた。

相変わらずキレの良いドライヴ、
相手チームを翻弄するパスワーク、
そして能代工業の先輩である長谷川選手とのマッチアップ。

田臥勇太がそこにいた。

能工高での田臥、菊池、若月のトリオによる3年連続3冠(IH・国体・選抜)は記憶に新しい。
彼が2年のとき、京都IHで僕は彼を目の前で見たわけだが、
あの年の畠山選手と組んでいたチームが一番好きだった。

アメリカ留学では単位の問題や故障で不本意な結果に終わったが、
本場で得る物はあったのだと思う。
これから日本での大暴れに期待する。



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