speak like a...child

 

 

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ペペロンチーノ×ゴーヤチャンプルー - 2002年09月20日(金)

岡山からミズイが来るというのでそれに合わせて仙台へ戻った。

ミズイは先月に一度、研究室見学で仙台を訪れ、この木・金曜が院試であった。
オレも学部を移ったのである意味外部扱いだったが、
文系で完全に他大から受けるとなると、その門は極めて狭い。

うちに来たミズイはひどく浮かない顔をしている。
どうやら面接で相当やられたようだ。オレも覚えがある。
要するに口頭試問は学術的に深く追求する一方で、
圧迫面接の要素もかなり含まれているので
オレやミズイが最も苦手とするところなのだ。
だからその精神的な疲弊ぶりはよく分かる。

ホヅミを呼んでうちで夕食にした。
何から何までホヅミが作ってくれてすごくうまかった。

・・・嫁にしてぇ。

最近になってホヅミに対する誤解がいろいろ解けた気がする。
この子は純粋なのだ。危なすぎるほどに。
あの頃のオレはそれを理解するには幼すぎた。
今こうして欠片を埋める機会が得られたことを幸運に思う。
人の巡り合わせとは奇妙であり美しくもあり。

腹一杯食いすぎたせいか、程なくして寝に入ってしまった。
布団にくるまったホヅミが口を開けて寝ている。
しばしミズイと話していると突然会話に参加してきていつの間にかまた寝ている。
そんな繰り返しのうちにオレもミズイも眠くなって灯りを消した。



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