Stage Diary
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Yoshimi.Aが観た舞台の感想です。
レポートではなく感想だけを載せてたりすることが多いかも…。(^-^;


2001年07月15日(日) 『キャンディード』&『悪の華』

本日の観劇は2本立てでした。
『キャンディード』は宮本亜門さんの演出を一度観てみたくて、佐渡さんの指揮を一度生で聞いてみたくて、岡幸二郎さんが出演されてたから…そして、バーンスタイン作品だったから…そんな理由で観劇しました。
結果は…当たり〜!(^^)
最初、キャストにオペラ畑の人が多いからもっと、オペラ色の強い作品なのかと思ってました。(笑)
内容もヴォルテール作品ということでしたし…。
でも、違いました。…が、非常に楽しかったです。
多彩な才能のコラボレーションでした。(笑)
ただやっぱり、オペラ畑の人だとセリフが聞き取りづらいんですよ〜っ!(T△T)
私がいたのは2F席3列目でしたが、その席ですら音が届きにくい個所があって、一生懸命聞き耳立ててました。(笑)例外は中島啓江さん…(^^;この人は存在感もさることながら、声も他の方を圧倒してました。
楽しくも美味しいキャラクターですよね。(笑)
後は岡さんの役がおかしかったです。グネゴンデのお兄さん役だったその役は、『何度も危ないめに合いながらも、その美しさゆえにその度に誰かに助けられてしまう』…そんな羨ましい<こら(^^;役でした。
キャンディード役の石井さんは、今回はじめてのタイトルロールだそうですね。
ちょっと意外な気がしたけど…そういえば、そうなんですね!美味しい役どころが多いせいか、あまり気にしたことなかったけど…。(^^;
石井さんってあまり好きなタイプではなかったんですけど(役が…ですよ、役!『レ・ミ…』のマリウスとか、『カルメン』のエスカミーリオとか…)今回はじめて役に好感が持てました。キャンディードが成長してゆく過程が如実に変化していてよかったです。
きっと、再演したらもう一度見にいくけど、グネゴンデ…もう少し『喋れる』ようになっててね…?

そして、その後は『悪の華』…はしごしました。
しかし、『キャンディード』の開演時刻が2時だったために『悪の華』開演時刻に遅刻すること30分以上…。
サイテーですね。(><)
死かも、こういう時に限って1F8列目だったりするんですよ。おまけに私の席に座ってるおばさんがいて、なかなかどいてくれないもんだから…浅丘さんに睨まれちゃった…ような気がする!(またか〜…とは言わないで…(。_。;)
き、金券ショップで¥8,000.というチケットを見つけなければ見てなかった演目ですがなかなかに面白かったです。
浅丘ルリ子さんはやっぱり、お綺麗なのですよ。家が没落したために遊女に身を窶した武家の娘役の凛とした女性の感じがとても似合ってらして…お着物なのに衣装がえが多くて大変だったでしょうが…見てるほうとしては楽しかったです。
ただ…藤間紫さんが共演されてたものだから、イマイチあの方に美味しいところを攫われたという感がなくもないです。舞台女優って怖いと思いました。(笑)
ただ、着物で何度も早変りするのは面白いんですけど、早さに感心しましたが、やはり…場面転換がミュージカルのようにスピーディーではないのですよね。
『キャンディード』の後だっただけに、転換のスピードが少し気になりました。
…でも、浅丘さんの舞台には好感が持てました。幕が退いてからもちょこんと顔をのぞかせたり、意外におちゃめなカンジでした。
『草迷宮』…観たかったけど、公演地&スケジュールの関係などで観れなかっただけに今回、『悪の華』を観れて満足でございました。(^^)
たまにはもういう舞台もいいものですね。


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Yoshimi.A. [MAIL] [HOMEPAGE]