2007年08月29日(水) |
やっと久々に映画館に |
7/7以来です! やっと久々に映画館に。見たのは「夕凪の街 桜の国」という地味な邦画。 しかし大泣きしてしまって、この1本で胸いっぱいに。 今日は映画ハシゴする気でしたが、無理でした。 この映画は広島が舞台で原爆がテーマです。終戦後13年後の広島と、現在の、二部構成のような形に、回想する形で過去の話が出てきます。全体的に淡々としていて仰々しくないけど、それがかえって胸に迫ってくる。半ばからは、もう号泣。 昼見たのに、まだ目が腫れてます。(どんだけ泣いたんよ私!!) パンフでもふれてあったけど、宮沢りえ主演「父と暮せば」と通じるものがありましたが、この映画のほうがストレート。 「なんで広島やったん。なんで広島に原爆が落ちたん」 「それは違う。落ちたんやない。落とされたんよ」 などのちょっとしたセリフに佐々部監督の反戦の気持ちが反映されているように思いました。(これは原作のマンガにはなかったセリフ) 麻生久美子さん、朝日新聞の夕刊で「この映画の前まで、自分は演技もうまくないし女優辞めようかと思っていたけど、代表作が出来た。もう辞めようなんて思いません。これからの私を見ていてください!」って語ってました。ほんとに素敵でした麻生久美子さん。原作(原作はマンガ)の雰囲気から抜け出てきたようでした! 海外でも上映する予定だそうです。是非、海外でも見て欲しい!!
というか国内の、バカな発言した政治家とかに見て欲しい!! この映画見ても「しょうがない」って言えるか?
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