さて。昨日は下記のViewsicTVで、ハービー山口さんという写真家がAIRを追って彼と一緒に故郷まで行って写真撮ったりしている番組を見たんですが。その後、お風呂入って、今週は風邪でしんどかったのでTVの夜のニュースも全然見ていなかったんだけど(一応、新聞は読んでいたしFMは朝聞いていたので、主なニュースは知っていたという程度)、久々に夜のニュース番組を見た。そしたら、例の、拉致されていて24年ぶりに”一時帰国”(って、この言葉もヘンですよね。祖国なのに...如何にも”一時的な帰国であって”と言っているみたいで。)した方々の、故郷に帰った様子を見ました。東京で、空港に降り立ったときの写真は、仕事帰りに毎日新聞の号外が駅で配られていたので見ていたんだけど。やっぱり故郷となると思いも強かったという感じで、もう、TV見ていても泣いてしまった。大泣き。5人の方々が、しきりに「ご心配かけて、すみませんでした」的なこと言っておられるのにも泣けた。だって、絶対、この人たちのせいではないのに。 で、今回の5人の中で、47歳のご夫婦がおられるのだけど。ちょうど私の姉夫婦くらいの年齢で、姉が結婚して家を出たのが24年前なのでした。で、もちろん私は姉の家の子供達二人が生まれたときから、ずーっと成長を見てきているし、姉夫婦とも、わりかしよく会っているんだけど。もし拉致されたとしたら(って、こういう仮定も不謹慎ですが)この姉夫婦の24年のことを私は何も知らない訳だもんね。生死さえも。で、いきなり「無事に生きていて、子供も二人いる」ってことでの再会。もちろん嬉しいだろうけど、そういう風に、実際は知っている姉の24年間が全然分からなかったとしたら。想像しただけでも、胸が張り裂けそう。辛いよ。辛すぎ。 で、反対に自分がそういう目に遭ったとして、やっと故郷に帰ってきたら、ウチの場合は「もう両親も亡くなっていた」ってことになるんだもの。(今回の方でも、おかあさんが亡くなっていたという人がいましたよね。) そんな風に考えると、うううーん。もう、絶対に今後の交渉が何とか上手く運んで欲しいと思います。あちらの国はすごい”うわて”で、かなり難航しそうだけど。
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