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ケインおすぎの日常
ケインおすぎ
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2004年05月22日(土)
野う○ち。

 スミマセン、タイトル・・・・・伏せ字にしたのがせめてもの良心。

 ケインおすぎです。どーも。



 先日、嫁との馴れ初めを書き上げ、コレが意外と好評だったのは嬉しい事ですが、何処かこう、むず痒いような感情が込み上げてきましてですね、僕の恥部というか、過去の汚点を書かないと、バランスがとれない感じがするんですよ、どっちかと言うと変な奴なので。

 で、何かないかなー・・・と3分ほど考えました。


 やっぱ、ココは「う○ち」ネタしか無い。


 そう思った僕が、これから書き上げる過去の思い出は、紛れもない事実です。ちょっと覚悟してお読み下さい。




 僕がまだ、小学校に上がるか上がらないかの頃、僕たちの遊びと言えば、もっぱら外で走り回る事でした。ファミコンが出たばかりの頃で、普及率は限りなくゼロに近く、また近所に採石場から取ってきた岩を積み上げている広場があったり、裏山があったり。米作りのシーズンをはずれると田んぼも遊びのフィールドでした。

 近所の友達の中では、僕がいちばん年下で、容赦ない遊びっぷりだったので、かくれんぼの類の鬼は、僕がやっている時間が圧倒的に多かったように記憶しています。


 そう、よく晴れた、新緑のさわやかな季節でした。

 僕はいつものようにかくれんぼの鬼をやらされてました。



 ひとりぼっちでみんなを探しています。けどなかなか見つかりません。時間ばかりが刻々と過ぎていき、いつしか僕は、猛烈に「う○ち」がしたくなりました。

 何というか、もう先っぽが出てるような感覚?

 ちなみに、かくれんぼエリアである近所の広場から、僕の自宅は目と鼻の先、というかむしろ、かくれんぼのフィールド内に自宅がありました。今思えば、サクサクと自宅に帰り、ここぞとばかりに踏ん張れば何ら問題は無かったのですが、あの日の僕には、他に選択肢はありませんでした。


 ・・・もう、野う○ちしか無い。



 せめて、みんなに気がつかれないように、草葉の陰で踏ん張れば良いものを、子どもの頃って、何か目立つトコとか、高いトコって好きじゃないですか。僕も例に漏れずそうだったみたいなんですよ。うん、今考えると、明らかにおかしな思考回路なんですけどね。その時の僕には、積み上げていた石が便器に見えた。


 わざわざ、積み上げたそのてっぺんに登り、見事なう○こ座りで用を足した僕。とてもシアワセな気分でした。様子を陰から隠れて見ていたみんなが、慌ててマイ母を呼んできましたけどね。



 5分くらい経ったでしょうか、紙が無くて途方に暮れている僕の元へ鬼の形相をした母がやってきました。おもむろにちり紙を渡し、僕に救いの手を差し伸べてくれたまでは良かったのですが・・・・・。


 きれいに拭いた後、あらん限りの力でおしりぺんぺん。


 しかも10分程。


 スコップでできたての「マイう○ち」をすくい、バケツに放り込み、大量の水で石を洗い流したのち、泣きじゃくる僕の手を、引きちぎらんばかりの勢いで引っ張って、自宅へと引き返す母と僕の姿は、夕日を背に受けて、美しかったかもしれません・・・・・。


 僕はあの時の尻の痛みと、バケツの重さを、今でも覚えています。











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