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愛されていたこと - 2002年09月03日(火) あたくしは、昨日と今日 アキラに逢って参りました。 あたくしが全てを知っている事を 何も知らなかったアキラは いつもの通り 笑っておりました。 あたくしも笑ってお話致しました。 何も知らない 涼しい顔をして 話をして参りました。 アキラはあたくしに 決してついてはいけない 嘘をついておりました。 どうしても その事だけが許せません。 ですから、あたくしは 全てを知った上で アキラに逢いに行ったんです。 あたくしはアキラにもう一度 その嘘を確認致しました。 アキラはやっぱり嘘をつきました。 そして、昨日の面会の帰りに 絶縁状を差し入れて参りました。 今日再びアキラに逢いました。 手紙を読んだアキラは あたくしに謝りました。 しかし、この問題は 謝って許される事ではありませんでした。 あたくしは 嘘をついた経緯を聞きました。 アキラは只 一緒に居たかったんだ・・・。 と、言いました。 騙すつもりも無かったし あたくしを愛している事は 間違い無いと言いました。 アキラが本気で悔いてくれるなら あたくしはいくらでも アキラを待っていたかったです。 でも、嘘があまりにも 大きすぎました。 あたくしはアキラに問いました。 その大きな嘘は 何の為についたのか・・・。 アキラは 7年という月日が長すぎて 短い面会時間では話しきれない。 と、言いました。 あたくしはアキラに もう、逢いたくない? と、聞きました。 アキラは黙って頷きました。 手紙を書くよ。 と、言われましたが いらない。 と、あたくしは言い放ちました。 手紙というものは 心の篭った物に見えますが 逆を返せば 心を込めなくても書けるのです。 あたくしのアキラへの疑いは 消える事は御座いません。 そして、先ほど あたくしの胸のうちを全て書いた手紙を アキラに出しました。 アキラからの返事は きっと来ない事でしょう・・・。 大きな嘘をつかれて アキラに疑いを持ったあたくしは 何を信じる事も出来ませんでした。 アキラの愛情さえ 信じる事が出来ませんでした。 ですから、あたくしも アキラに大きな嘘をつきました。 貴方を待っているから いつまででも、待っているから 私に証拠を見せて欲しい。 と、あたくしはアキラに言いました。 アキラは何も戸惑わず 婚姻届にサインを致しました。 ...
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