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| アキラさんとはいろいろありました。。。...各務優有 |
あの男への最後のこと - 2002年04月05日(金)
どぉも〜♪
やっとこさ
帰ってきました！
何か風呂に
浸かりきってました！
（*Ｔ▽Ｔ）ゞしわしわ〜υ
って事で
皆様、今日も有難う御座居ます。
各務 優有で御座居ます〜。。
今夜はアキラが来る予定だったんですが
ちょっと事情が変わりまして
1時間程一緒にお出掛けして
今帰りました。
アキラはね
帰っちゃったよ（涙）
事情が事情だから
仕方無いんだけどね
アキラ最近ついてないなぁ。。
それについては
又今度お話致します m(＿ ＿)m
（￣△￣）＝３・・（￣△￣）＝３・・ちょっと吐きます！の境界線（￣△￣）＝３・・（￣△￣）＝３・・
さてさて・・・
アキラの事故は驚きましたが
ちょっとソレは置いといて。。
今日は最後の最後に吐きます！
ええ。
何を吐くって
武灯の実の父親
ヒデの事なんですけどね。
まぁ、未だに
良い感情は有りません。
そりゃそうです！
結婚しよう！
なんて言われて
まんまと信じてしまった
あたくしも悪いんですけどねυ
だからと言って
妊娠したまま捨てるなど
許される事では無いと思います。
あたくしね・・・
ヒデは最後に
音信不通になったと言ってきましたが
本当は違うんですよ。
最後に１回逢ったんです。
妊娠して、両家の挨拶も済ませたのに
ヒデは段々冷たくなっていきました。
あたくしはヒデを捕まえるべく
自分なりの努力を致しました。
それでもヒデは
どんどん冷たくなっていきました。
電話で話す事も無くなってきました。
逢う回数も減っていきました。
それでもあたくしは
ヒデの負担にならないようにと
自分を控えたつもりでおりました。
そんなある日・・・
ヒデは平日だというのに
映画に行こう！
と、言うのです。
仕事が立て込んでいて
逢う暇も無いと言っていたヒデが
何故、平日にあたくしを迎えに来たのか
深くを考えておりませんでした。
確かに少し前に
映画に行く約束はしておりました。
少しは向き合ってくれる気になったのかな？
と、思い
あたくしはそのまま
ヒデの運転する車に乗り込みました。
その日のヒデは
今までの冷たさが
嘘のように優しい言葉を沢山かけてくれました。
でも、お腹の子供の事は
何一つ気遣ってくれませんでした。
それでもあたくしは
優しくしてくれるヒデに、満足しておりました。
ヒデは先ず
ホテルに向かいました。
お風呂に入りたいんだ！
と、言うのです。
ヒデは仕事が忙しくて
３日もお風呂に入っていないと言いました。
それなら仕方ないと思い
あたくしはヒデの後に
ついて行く事に致しました。
ヒデはその後
あたくしを２回抱きました。
勿論妊娠しているのですから
避妊の必要はありません。
あたくしは
ヒデの成すが侭になりました。
内心、抵抗がありました。
ヒデの事は愛していました。
それでも何か腑に落ちない抵抗があったのです。
何かとても
嫌な予感がしました。
そして
予感は的中したのです・・・
その後ヒデが向かったのは
映画館では無く、産婦人科でした。
ヒデは病院の前に車を止めると
あたくしに言いました。
今すぐ子供を堕ろしてこい！
何を言われているのか
さっぱり分かりませんでした。
あたくしが・・・
何を言ってるの？
と聞くと
そんな子供産んだって仕方ない！
と、言うのです。
あたくしは頭の中が真っ白になりました。
自分でも何を言って良いのか分からず・・・
そんなお金持ってないよ！？
と言いました。
するとヒデは・・・
金なら持ってきた。
と、言うのです。
ヒデの優しさは全部嘘でした。
この後暫くヒデと口論しました。
何を言われたのか
あまりのショックで覚えていません。
只、記憶に有るのは
鬼の様に強張ったヒデの顔だけです。
あたくしはこの後
号泣しながら車を飛び出しました。
これがヒデとの最後です。
あたくしはこの後
ヒデには連絡をしませんでした。
ヒデからも
連絡は有りませんでした。
何故連絡をしなかったか分かりますか？
怖かったんですよ。
鬼の様に強張ったヒデの顔を
もう見たくありませんでした。
そして、ヒデに
暴言を吐かれるのも嫌でした。
ヒデと別れたその日から
あたくしは不眠症に陥りました。
そして只、毎日泣きました。
不眠症は２ヶ月程で
何とか改善出来ました。
しかし、眠れば必ず
夢にはヒデが出てきました。
あたくしに優しく声をかけて
幸せになろうね・・・。
と、言ってくれるヒデ
あたくしを捨てて
他の女と幸せそうにしているヒデ
あたくしを
殴り殺そうとするヒデ
あたくしを
絞め殺そうとするヒデ
それが日々交互になって
夢に出て参りました。
見る夢は全てヒデでした。
でも例え殺されようとも
夢の中ででも
ヒデに逢えるのなら本望で御座居ました。
武灯を産んで暫くは
寝る暇も無いほど忙しくしておりました。
武灯は間違い無くヒデの子供です。
でも、ヒデ自信では無いのです。
武灯は夜泣きの酷い子供でした。
９時間泣き続けた事も有りました。
あたくしは、武灯を抱いて
号泣しながら
ヒデの名前を呼び続けました。
ヒデに縋りたいと思いました。
ヒデに助けて欲しいと思いました。
ヒデに帰ってきて欲しいと思いました。
ヒデに愛されたいと思いました。
それでも
ヒデが帰って来ない事は
分かっていました・・・
あたくしは一年後、ヒデと
家庭裁判所で逢いました。
恨み言は一つだって
言いませんでした。
話したのは
慰謝料の値段と
養育費の値段と
認知の話だけです。
殆どがお金の話でした。
それで良いと思いました。
これ以上
ヒデに嫌われるのは嫌でした。
慰謝料は貰いました。
でも、使っていません。
それは武灯の為に使います。
あたくしは武灯を産んで暫くは
お金が有りませんでした。
だから・・・
よだれかけも、靴下も
手袋も帽子も全部自分で作りました。
１日１個のカップ麺で
過ごした事も有りました。
幸い母乳の良く出る体だったので
武灯は無事に大きくなりました。
母乳の出ない体だったら
今頃どうなっていたかと思います。
でも、ここまでお金が無くても
慰謝料には手をつけてないんですよ。
ええ。
あたくし、たかが２０歳そこそこでも
母親で御座居ましたから・・・・・
今は普通に食べていけます。
そして、武灯も大きくなりました。
今のあたくしには恋人もいます。
何の不自由もありません。
でも、武灯は最近気付き始めてます。
自分は誰の子供なのか？
自分の父親は何処にいるのか？
自分の父親はもう帰ってこないのか？
この感情が爆発して
情緒不安定となりました。
あたくしは再び
ヒデの事を思い出しました。
誰にも言わなかった
一番酷い事をされた時の事を
今起きたかのように
はっきりと思い出しました・・・
憎しみや恨みというのは
時間で解決出来る事も有ります。
しかし、時間がそれを
育ててしまう事も有るのです。
ヒデを憎く思いました。
ヒデを恨めしく思いました。
あたくしと武灯を
捨てて逃げて行ったヒデを・・・・・
でも、あたくしは
４年前にヒデと話した時に言いました。
人を憎む事よりも
人を許す事を覚えなさい。
この時あたくしには
アキラがおりました。
でも、ヒデへの情は
欠片位は残っていました。
あたくしと子供と
あたくしの身のまわりの人間を全て怨んでいる！
と、言ったヒデに
あたくしは、そう言いました。
この時も
恨み言は一つも言いませんでした。
恨み言なんて
言えばきりがありません。
でも、言わなかったのは
きっとまだ
ヒデに嫌われたくないという
感情が少しはあったのでしょう。
今、ヒデが傍に居なくて良かった。
言いたい事が
山のようにあるから・・・
でも、今日で最後にします。
ヒデの事はもう言いません。
いつか武灯に聞かれて
又思い出す事も有るだろうけど
嫌なことを沢山思い出すだろうけど
でも、全部しまっておく事にします。
相変わらず嫌いだけど・・・
相変わらずムカつくけど・・・
でも、あたくしが言った事ですからね。
憎むよりも許してやるわ。
だけどさ・・・・・
やっぱり最後に
１コだけ言っても
良いですか？？？
あのさぁ？？？
ヒデ！お前・・・
やっぱ
ロン毛は
似合わねぇよ！
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