フルタイム・デ・カンパチ

2007年10月27日(土) ARASHI AROUND ASIA+in DOME。

見ましたですよ、嵐のAAAin東京D。
以下感想ではなくてとっても間口の狭いマニアのお話です(パクリ@あみこさんち)
本当にマニア話ですので普通にエイトをお好きな方はスルーして貰って全然差し支えない内容です☆
まずは通しで見たかったのですが見始めたのが既に夜中な上に眠かった、眠かったけどどうしても見たかったので、気になる所からピンポイントで見ていくことにしました。
え、何が気になるかって勿論照明ですよ!(マニア)
なのでまずは「COOL&SOUL」を。
大まかな構成はアリーナ会場の時と同じですが、セット違うから演出も変えてきてたんですね、このドームバージョンがまた凄いったらねえ!
ドームの広さを活かしてメインステに物凄い高い大階段作って、そこ全部にLED仕込んで、階段=セット=照明=ビジョンにしてるのが凄すぎる。
階段に電飾まではよく見るけどLEDは見たこと無い気がします。
いいなああのセット、ドームだからってごてごて余計な物はなくて、でもドームならではのスケールのセットを組んでくるんですね。
この階段の上部センターから登場した嵐、暗い中でピンが当たってるとは言え階段降りないといけないのにあんな濃いグラサンをかけてくる松様、段差見辛くないですか松本様!光ってる階段て見辛くないですか松様!私福岡ヤフードームを物凄い愛してますけど、シーホーク側から降りるあの階段だけは怖くて叶わないんですよ松様!
話が逸れましたが、そんで各自のラップ部分で歌ってる人の足下がぼんやりぼんやり赤く光ったり青く光ったりするんですが、これってライト当ててるんじゃなくてLEDですよね。
次の人に行く時に軌跡付けてますもんね、すげーすげー!
こんな風に足下が光るってのは、LEDの上に立ってるから出来る訳で、階段LED凄いなーと改めて感嘆。
で、まあこの曲の照明の素敵さも去ることながら、演出と組み立てが凄いなあと思いました。
前半各々ソロなラップパートは座ってバラバラの立ち位置だったりするのですが、タイトなパイオニアでまずはガッとテンション上がって、そんで間奏挟んで嵐がセンターに集まって横並びになる所でもう一段階テンション上がるんですね、そんで後半の段々ラップが早く強くなる部分で伴奏のリズムも早く刻まれていくので、焦燥感で煽られて気持ちが高揚する中、大階段の上の方に居た嵐がカラカラ歌いながら階段降りて来て、最後のHIPなPotstarイェイイェイで階段飛び降りて花道を客席の方にやって来るという。
どんどん近づいてくる訳ですよね客席に。
そんでその近づき方が物凄く秀逸だという風に思いました。
一曲の中に構成があると言うか、曲って導入とか盛り上がりとか色々ありますけども、曲と歌詞だけではなくて、それに沿った動きを組み立てる事で、こちらの気持ちが煽られていくというのは凄いなと思います。
小説とか映画とかドラマとかであるじゃないですか、こうやって受け手の気持ち引きつけてハラハラさせて引っ張ってここで泣かせてほっとさせて笑わせて・・とか色々。そういうのを一曲の流れを綿密に組み立てる事で観客のテンションをコントロール・・というと言葉が悪いですが、乗せてくる。
コンサで何の脈絡なく唐突に煽られても「えっ、今?」とか思うんですけど、こんな風に乗せられるのは何かもう本当に楽しくて気持ちが良い。
何かなあ凄いなと思います本当に、あれ最初っから最後まで階段の上に居たら全然違うし、曲の他の部分で階段降りてくるならやっぱり全然違うし、あの曲のあの部分で全員で降りて客席に向かってくるのが凄い躍動感なんですよね。
この曲はもともと音だけ上がってきた時点で松様が聞いて、こんな風に言葉数の多いラップにしたらと提案したとゆってた様なので(ベイストレポを拝見した)流れも何も松本様の手の中ですよねえ、天才ラブー!
松様の構成力は本当にぬきんでてるとゆーか、そのセンスは天才的だと思うのですが、特に私が好きなのは照明と演出と発想、そしてファンが満足するツボをよくご存じだと思う所です。
アンコールとダブルアンコールまでもっともっと嵐を見てたい楽しみたいとゆー、ファンの飽くなき欲求に対して、最後には「はー楽しかった、満足したー」と思える様な組み立てで曲を配置してくるので、毎回燃え尽きて帰る事が出来る。
おまけがついてるとゆーか、この夏のTimeツアーも本編が楽しかった上にアンコールでびよんびよんですもん、最後の最後まで本当に幸せな気持ちにさせてくれます、あー好き(何の告白)
変わってナカイの構成力は私、曲の繋ぎと選曲と並べ方と演出と、そしてやっぱりファンが望む物を良く判ってるが好きだなと思います。
曲の繋ぎは本当に息をつかせないぐらい、彼の作るメドレーは本当に好きですねえ。
まあSマの構成については2001年までかな、これが当てはまるのは。
ナカイが本当に自分が良いと思う構成をしてくれたらまた本気で通うんですけどもね、コンサートの構成は本当に何よりもモチベーションを物凄い左右されるですよ私。
で、話を嵐に戻しますが、「RIGHT BACK TO YOU」とか私が見たままだったけどやっぱり会場で見るのと映像で見るのとでは魅力が4割減やなーと思いました。
頭上に扇形に広がるレーザーとスモークの相互な美しさとかも見えるけどやっぱり、おおおおー!て思うのが半分ぐらいになってしまうのが残念で、あれはやっぱり会場用というか、そこで一番効果を発揮出来る様に作られているのですね。
ドームでは「CARNIVAL NIGHT Part2」は踊ってなかったよと聞いていたのですが、本当に踊ってねえええー!
あれは踊ってこそなのに!きたきたきたー!で疲れてぐったりするまで踊ってこそなのに!とか思ってたら映った客席の人々が嵐が踊ってなくても踊っててちょっと笑いました、そうよねそれでこそ嵐ファンですよね!あれは踊りたい曲ですもん、嵐が踊らないならM.A.D.見て踊るわ!
今回のこのDVDはカメラワークが非常に真っ当な嵐ファンに不評な様ですが、私は構成マニアの照明マニアなので、こんな人間にはあの引き一杯のカメラワークはグウでした。
ここはこのフレーズのここは照明が見たい・・・!と思ったらその瞬間結構引きでメイン映してたりして、ナイスカメラ!グッジョブ!とか私は思っておりました、ええマニアだから。
だから全然怒ったりしてません、「C・A・RNI・V・A・L NIGHT!」の翔ちんのNIGHT部分が映ってなかった事に「あほかあああー!あれはNIGHT!のだっさいラブリーな翔ちんまで入れて全部なんじゃボケがー!!」とか言ってません、全然。
「秘密」のニノたんの殺人ピースが入ってた事は秀逸だけど、あれはバクステ側を振り向いた一瞬のピースだとゆーニノのあざと可愛さ加減が全然判らんじゃろがコラァー!!!とか全然全然。
でも本当にそれ以外は私の大好きなテキトーな感じの両手使った翔ちんのお手振りとか、ご機嫌さんに花道歩いてるダサラブリーな様子とかも沢山入ってたので、個人的にはかなり満足です、このDVD。
ただ客席の音量を抑えてるのは勿論ですが、東京ドームは特に音が遅れるので、嵐コンならではの客席とのC&Rの揃いっぷりとか色々が、DVDだけではあんまり伝わらなくて残念だなーと思いました、あれも大好きだから。
しかし東京D埋まるって凄い、私が嵐コンに初めて行った2002年の正月横アリはスタンド後列が本当に何十席って単位で空席一杯で、その空席に一人偉いさんぽい黒服が座ってライブを見てました、それらの事実にあみこさんと私は物凄い驚いた事を覚えてます。
その後も福岡なんかだとずーっと当日券売ってて、そんでもやっぱり後ろの方は空席が沢山あって、あーまだやっぱり地方は埋まってないんだな・・・と思っておりました。
でもその頃も今もずっと嵐は変わらぬスタンスで、いや年々本当に一方的に自分らがやりたい物(まー、つまりエイトサイトと銘打って居ながら嵐の構成話、しかもマニアな話を繰り広げる私の今日の日記の様な意)を見せるんじゃなくて、ファンが見たい物を見せようと楽しませようとしてくれてるんだなーとゆーのが、本当に伝わってくるコンサートをいつも見せて貰ってて、彼らは口から出す言葉と行動に全く違いがなくて、目指す物にブレがなくって、いつも真摯にプロのアイドル達なので、そういう「本物」の良さとゆーのがじわじわとファンを増やして、掴んだファンを離さずにドーム公演に到達したんじゃないかなと思いました。
内実伴ったドーム公演だと思うのですよ、本当に嵐のドーム公演という事柄は。
水瓶にちゃんと自分らで何度も水汲んで頑張って瓶を一杯にして溜まったとゆー感じ、スコール降ったから溜まったラッキー!てんじゃなくて。
本当に理想的やなって思います、こんな風に登れるっていい。
あみこさんがうちに泊まりに来た時に、暗闇の中でぼそぼそこんな話をしておりました、アホですね私たち☆


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