フルタイム・デ・カンパチ

2006年03月01日(水) "2006×お年玉/嵐=3,104円” in Zepp Fukuoka.



さとっさんソロライブに行って参りました。
お声をかけて頂いての突発参戦だったのですが、もうそれはそれは楽しかったです。
これ、さとっさんに聞かせてあげたいなあと思うぐらい、道行く皆が「楽しかったねー、楽しかったねー」と言いながら会場を後にしていました。
それにしてもコンサのOPにジャージで出てくるアイドルを初めて見ましたよ(笑)
しかも中学時代のゴムがのびのびになっている青ラインジャージとは、なんとラブリーY
G嵐でやってるエアーバンドの亜流、様々なエアーシリーズに始まり、ビジョンでおでん屋台の目張りもばっちりオカマキャラな大将サミー(さとっさん二役)と、ライブ前夜に仕上がりが思わしくないと凹むさとっさんのミニコントから、サミーの振りで衣装も気持ちもキンキラキンになった本物さとっさんがステージにばばーんと登場。
冒頭からジャージ→オカマのサミーの後に、もの凄い格好良い衣装でガンガンに踊るさとっさんが目の前に・・!
ギャーですよギャー。
約2時間弱のライブ中、ほんっとに沢山踊ってました。
そしてまた振り付けがハードで、何か凄いのは解るけども、実際何やってんのか解らないぐらいの複雑さと素早さとキレでぴしぴしと物凄い動いてて(頭の悪いせつめい)
ホントに高度過ぎて何やっとんのか解らんのですよ、踊ってる人に動体視力が負けるって一体。
そんだけ踊って踊った後に、ステージのちょっと上に作った所から階段降りてくるのに階段全部を片足のかかとだけを使って、かかかかかっと飛んで降りてきました。
何者なんでしょうかこの人・・・・。
何か解らんけど凄い、凄すぎる。
あの体勢は普通、足を滑らせてお尻からこけて階段落ちる寸前の体勢の筈ですよ。
おかしい・・・。
嵐の曲も何曲か歌ってて、「サクラ咲け」とか盛り上がる系が多かったかなー、ラストは「WISH」でしたしね。
途中でビジョンに流れる夏コンVに合わせて、嵐のメンバーのソロ曲をさとっさんが真似るコーナーがありまして、これがまた趣向を凝らしてて楽しかったです。
・いつかのSummer(相葉ちゃん)
ビジョンに流れる夏コンV中の踊る相葉ちゃんソロ、あー懐かしいなーと思って見てたら何かが変、よーく見てみるとたまに相葉ちゃんに微妙にかぶる様に大野ウチワを持って笑顔で踊るさとっさんが。
・秘密(ニノ)
ステージにニノの衣装を着て出てきたさとっさんが、例のラブリーなフリを歌い踊ってキャーと言われる(そして大変似ているラストのポージング)
・夢でいいから(翔ちん)
映像は普通だし、舞台にも誰も出てこないし、あれ・・?と思ってたら、曲の終わった直後に翔ちん衣装を着込んでステッキまで持ったさとっさんが飛び出てきて、惜しくも間に合わなかったリアクションで、今更ながらちょびっとだけ踊ってハケる。
・W/ME(松様)
確実に松様ではありえないアフロを被ってステージに出てくるさとっさん。
確実に似てない風にずらしつつシャツをはだけたりとエロエロである筈の、しかし確実にエロエロになってない松様ダンスを繰り広げ、ラストは女性ダンサーの格好をしたM.A.D.と絡んでコケてハケ。
そして最後はまたサミー屋台でコップ酒を飲む大宮SKでヅラパァーンでオチ。
面白いもさる事ながら、メンバーのソロを真似る企画というのを更にもう一段階練って、一個ずつ全部手段を変えてきてるのが凄いなあと思いました。
さとっさんと翔ちんコラボ曲の「俺たちのソング」でビジョンに映る翔ちんと共に歌い踊るのですが、ビジョンの中の翔ちんがダサ可愛くて死ぬかと思いました。
これなのよこれ、私は翔ちんのソロにこれを求めているのよ・・!
彼のソロはセルフイメージにのっとった物なのか、はたまたイコール世間のイメージでもあるのか、いつも激しく格好つけの気取ったいい男風選曲になっておるのが、彼を「賢い素ボケ(※褒めてます)」だと思って止まない私には大変な謎なのですが、この曲のフリはちょっと鼻の穴物凄い見えてましたしね、妙な踊りしていたので世間的には全然ラブリーじゃないかもしれないのですけども、わたくしてきにはまさにダサ可愛い翔ちん全開でした、ラブリー・・・!
そして智と翔ちゃん、翔ちゃんと智は一つ先輩で嬉しそうなさとっさんがまたラブリーでした。
MCでは「おいら年上のファンが多いって、雑誌とかによく書かれんのよ、そうなのかなあ?」という話の中で「そっか、やっぱり年配の・・」と口を滑らし、あのほんわかしたさとっさんファンの人々からどよめかれておりましたが、「え、なに?何だよ?・・・・あー、年配つったから?」としばし己の失言に気付いてませんでした、他に何があるってえのさー!!(怒れる年配)
しかしブーイングする人々に指差しで「そうやって怒る人がそうなんだろー」と笑顔で更なる暴言を吐く所も素敵すぎました(キュン)
踊り終わった後のMCで(MCというかちょいちょい喋りを挟む)即興のテキトーな頑張れ智ソングを歌いながら階段をずーりずり降りて来るさとっさんに手拍子の始まる客席。
テキトーに歌いすぎて先の続かないさとっさん。
ついいつもの癖で手拍子を段々早くしようとする私。
しかし手拍子の早くならない会場(むしろ待ちの体勢)
そうかここは松竹座ではなかったと気付く私。
ほんわり穏やかなさとっさんファンの集いでは、手拍子を段々早くして困らせるなどとゆー事はないのです。
やーねエイトファンって☆
そんな感じでさとっさんソロコンは、しっとり聴かせて、嵐の曲で盛り上げて、ダンスを魅せて、企画とトークで笑わせてくれる一瞬たりともぼーっとしたり暇に思う瞬間の無い、凄く楽しい二時間でした。
松様の構成とはやっぱり違ってて、曲の繋ぎとかアレンジの妙がある種の感動ではないのですが、何よりもとにかくお客さんが自分に何を望んでて、どうやったらお客さんを楽しませる事が出来るかなあっていうのを考えて考えて極限まで突き詰めて作ってくれたんだろうなという感じがしました。
多分さとっさんのソロコンはファンの人は勿論、誰が見ても楽しめる物に仕上がってたのではないかと思います。
ソロコンでそれって相当に凄い事ですよねえ。
全体を見た時に嵐コンとはまた全然違うんですが、根底に流れる物と終わった後に残る満足感と気持ちよさの種類が嵐コンのそれと同じで、練って練って練り上げて作られた物を、そしてそうして出来た素敵な物を、慢心も自己満足も手抜きも無く、真摯に届けて貰えたというのが何かやっぱり一番嬉しかった様に思います。
本当に楽しかったなー、次があったら絶対また行きます。
そんでDVD出たら買います、あのダンスの数々はド正面からちょっと引きでじっくり見たい。
ちゅーかソロコン中に流れた編集もばっちり終わってそうな、notベタ撮りのあの夏コンVを今すぐ発売しやがれJストームー!



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