『スウィート・バイエル』
モクジ | 今ヨリ、カコへ | 今ヨリ、ミライヘ
| 2008年03月24日(月) |
すべては無く、すべては在る。そして心の中に。 |
人:A氏のこと 人:B氏のこと 物事:Cのこと 最悪な私の性格のこと(指摘を受ける) 4つの点が曲線で繋がり、円となる 円はいつしか立体身を帯びて球となる 球は、薄いガラス様のものから、段々と質を変え、いつしか鉛の球になり 心に留まる。 そんな感じだったけれど、仕事多忙なことでなんとか自分をごまかし やっと迎えた土日の休日。 金曜から花粉症の症状でるし 土日も気分的に全然休めなくって、ついに花粉アレルギー&自律神経失調症、勃発。 ゴースト原稿を、仕上げなきゃいけないのだけれど。 内容的に、書けなくなってしまった。
図書館に本を返却にいかねばならない。 返却美は20日。とうに過ぎてる。 図書ポストに返却しようと午後20時をベッドの中でじっと待つ。 その間に、気になって借りたのに読み切れていなかった本を読む。 落語の本1冊、和菓子の本3冊、般若心経の本2冊。 落語の本は諦める。和菓子の本は写真中心にパラパラと見終えている。 問題は般若心経の本。 とはいっても、両方とも絵本タイプなので、文字は少ない。
クールな『生きて死ぬ智慧』と、 ほんわか淡いパステルカラーの『般若心経絵本』 毎年お正月に、護摩札授与に行きます。 お正月の特別護摩修行っていうんですか?あれは凄いパフォーマンスでして 私は大好きです。 特に、般若心経。 太鼓ドンドン、なんだろうこの、腹の底・地の底からパワーが湧いてくるような音楽は。 なんてかっこいいんだろう! って、不謹慎ながらも中学生のころから思っていました。 いつか般若心経を覚えたい、と思いつつもう10年くらい経過しているかも。 ここ2〜3年は、 「本当に覚えようよ!お正月LIVEに向けてさぁ!(←LIVEじゃないって、修行だって!)」 と意を決していたのですが……。 雑誌で特集されていると買ったり、 ダイソーで写経セットみつけて買ったり、CD買ったり。 いや、写経をきちんとする気はなく。 お経が一枚の紙に書かれているのが、欲しかっただけ。 ひとまず漢字練習帳(漢検受験勉強の残り)に、お経を写していけば覚えるかな?と思ったり。 でも、壁が。 そう、私は記号や数字が覚えられないのだ。 だから「音」と「漢字の羅列」だけでは、音楽とアートとなってしまい、覚えられない。 私が覚えるためには……意味が必要。 でも難しい。難しすぎる、般若心経の意味。いろんな訳があるし。 『生きて死ぬ智慧』は、話題になった頃から興味がありました。 文庫本ででてくれたら即買いするのい……と思い、待っていますが。 そんな先日、図書館でたまたま見つけた2冊。 なんで今まで気付かなかったのかなぁ?貸し出し中だったのかな?と借りました。
約2時間。その2冊を中心に読書。 すごい……そういう事だったのね。 ふたつの本は対極の位置にあるような感じ、どちらとも感動。 『生きて死ぬ智慧』は、最後のマントラ 「羯諦 羯諦 波羅羯諦 波羅僧羯諦 菩提薩婆訶」 (ぎゃてい ぎゃてい はらぎゃてい はらそうぎゃてい ぼじそわか) が、訳されていて、 『般若心経 絵本(小学館)』は、マントラそのまま。 ふむぅ。 しかし、絵本の方は、絵がいいのだ。かわいくてほんわり。 作者さんは、絵本作家さん&お寺の副住職さんなんですね。ほおお! 思わず、amazonで検索し『般若心経 絵本』を買っちゃった。 元気で、物事ノリノリ、イケイケドンドーン!の時は、たぶん 「えー、わけわっかんなーい、私にはむずかしすぎ!」って受け入れなかったと思うけれど。 今こうやって、心に重い鉛玉を抱えている状態だと……響きます。 読み終えた瞬間、鉛玉はもとの薄いガラス球に変化し、そしてパリン!と割れました。 すうーっと心が楽になる感じ。 そうか、そうだったのか。なんだ〜、私ってちいせぇ!ってね(笑) もし、心が辛くて重くて、そして折れて砕けてしまいそうになったら。 是非是非、読んで見てください。 薄暗いお部屋で、寒くないようにして、 毛布やタオルの心地よさにつつまれながら、ゆっくり読んでみてください。 ちょっとだけだけど、気づきがあり、救われますよー。 ちいせぇなぁ、私って(笑) そしてこの2冊。あとがきも是非読んで欲しいです。 後書きを読んでから、また本文を読み返すと……違います。 ……って、つい先日「自分の意見を関係ない人に押しつけるな」と 怒られたばかりですが(苦笑) 般若心経は、もう遙か昔から素晴らしいと言われているんだから、いいよね?
ひとまず。 変な文章ですがupしちゃいます。 後で書き直します。
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