『スウィート・バイエル』
モクジ | 今ヨリ、カコへ | 今ヨリ、ミライヘ
| 2006年04月13日(木) |
鞭 -7- イッちゃう……って。 |
もうダメだと、観念しました。 思えば…… お互い子どもじゃないのに、 こういう展開になることだって容易に想像できたのに、 ホテルまでついてきてしまった私が、 部屋に入った私が悪い。 このまま無視していても、彼はきっと力でねじ伏せて、 生で挿入してくるに違いない。 それはイヤ。 かといって、ここで私が怒り、空気が悪くなるのも、あとあと嫌な思いをしそう。 でもね、ナマは……私が愛する人だけにして欲しい。 それさえ今はかなわないのに、 なんでこの人にそうされなきゃいけないの? とにかく、生挿入それだけは避けたい。 気持ちを入れ替えました。 もういい……全部自分が悪い!! 意を決すると、私はうつぶせ寝のまま後ろを振り向き、 「つけて」 とだけ、冷たくぶっきらぼうに言い放ちました。 いそいそとコンドームを手に取り、装着する彼。 ああ珍しいなぁ、あの頃ならコンドームつけることでさえゴネたのに。 準備が終わっても、私は体勢を変えない。 協力なんて一切しない。 するならすればいいという態度は変えない。せめて、最後の抵抗。 彼は、うつぶせのままの私にあてがう。 「……だからそこはダメ!」 再度、アナルにあてがう彼をたしなめました。 このまま本当にアナルにねじ込まれてしまったら困る!! しかたなく、少しだけ協力することにし、足の力を抜きました。 「ん……」 彼が侵入。 ああ、入っちゃう……残念なことに、 ご主人様に開発された私の身体は、 先ほどの彼のクンニで開いてしまっていたみたい。 入ってしまった。 彼が動く。 この体勢、当たる……まずかったかも。 身体は感じる、感じているんだけれど……心がまったく開かなくて。 感じている身体に対し、心は嫌悪感まで抱いている。 拒否し続ける。 これ、自分の中が対立していて、とっても気持ち悪い。 彼の「おまんこの奥まで入れたい」という事前の申し出通り、 時折奥まで激しく貫かれました。 「イヤ……イヤ……」と私が小さく呟く私に対し、 彼は「いやなの? じゃあ、やめるよ?」って。 おきまりのセリフだけど……真意は? なんだろう? 彼は私のM性を引き出そうとしているのかな? そういえば2ヶ月前に別れた彼女は、至ってノーマルで、 なおかつ責められることが好きだったと言ってたっけ。 あのねぇ〜、私はそう簡単にM性解放しないよ。 身体からなんて解放できない。心を開いてくれなきゃ。 それに私がM性を解放してしまったら、 あなたの手には負えないM女麻瑚になっちゃうよ。 そしたら、どーする?(苦笑)
「イヤ……イヤ……」と呟いた本心は、本当にやめて欲しかったから。 でも今ここでそれを言えば、場がしらける。 彼が逆ギレするかもしれない。 かといって「お願い、やめないで」なんてウソも言えない。 私はひたすら黙っていました。 彼は何も言わず動き始めました。 そして体位が変わる。 私が仰向けに。 彼は座ったままの状態、つまり肌を密着させない正常位の状態。 1分、動いたかな? いや30秒かも。 一旦、彼の動きが止まる。 でも、ガマンしきれなかったみたい。 「だめ、もうイっちゃう! ……イク! ……ああっ!」 声を上げて達する彼。 私は冷静に「やっぱり早い?……特に今は興奮していたから、余計かなぁ」 と考えたりもして。 ご主人様とのsexとは段違いのフィニッシュ。 ……私、冷静すぎ(苦笑)
--***--
|