『スウィート・バイエル』 モクジ | 今ヨリ、カコへ | 今ヨリ、ミライヘ
土曜の夜、ちょっとだけご主人様と逢った。 相変わらず忙しいご主人様だけど、このところとある事情で(笑) 空き時間にはちょくちょくメールを送って下さる。 私が『幻獣展』(ヤプログの日記参照)に言っている最中も 「幻獣展見に行ってるんだよな。どうだ、面白いか?」 なーんてメールが入ったりしてた(笑) 川崎の市民ミュージアムから大あわてで戻り、待ち合わせの地へ。 先に焼肉店・牛○へ行き、順番取り。 空模様が怪しい。今にも降り出しそうだなぁ……と思っていたら 駅に戻る直前で、大粒の雨。 慌ててビルに駆け込む。 新しいサンダルに靴ずれをおこしていたので (バンドエイドはあらかじめ買っておいた) サンダルの滑り止め用のパッド?を買う。 まだ時間があるので、お茶でも飲みながらそれを貼ろうと思ったが、 なんか予感がして、店には入らずひとまずトイレへ。 と、メールが。 「着いた」 うっそぉ〜! まだ予定より30分以上早い! 「トイレです、ちょっと待って」とだけメールし、足とサンダルを処置。 ついでにトイレも済ませてからメールをすると、 ご主人様は外にいるらしい(苦笑) 外? 出てみると……雨は更に激しくなってた(爆) 屋根付きのデッキを歩きながら、ご主人様にメールし、姿を探す。 ご主人様から「待っている場所を変える(もっとわかりやすい場所にする)」 とメールが入るのと同時に、姿を見つける。 「見つけました。そのまま待ってて下さい」 と連絡し、カバンの中から「持っててよかった〜『晴雨兼用日傘』」を出して準備。 支度しつつ、デッキの上からご主人様を見ていると、私を捜しているようでキョロキョロしている。 時々こっちを見ている。 なので、こちらも会釈をしたり、手を振ったりするのだが、 ご主人様はいっこうに見つけて下さらない(笑) ま、仕方がない。私は視力が良すぎるし、ご主人様はメガネだし。 ご主人様の待つ場所へ行く。 「んもぉ、どーしてあそこから挨拶してるのに、見つけてくれないんですか。 アソコまでみえないとしても、可愛い(奴隷の)私があそこにいる気配ぐらい感じてくれなきゃ!」 と挨拶もそこそこに言うと、ご主人様は堪えるように笑ってた(笑) 「傘は?」 「これしか……晴雨兼用の日傘なんで、小さいんですけど」 ちょ、ちょ、ちょっと待って下さいご主人様。これに二人入るんですか? しゃーない。 「せめて、傘、持って下さい。私、小さいんですから」 と、傘を渡す。 「ねぇ、ご主人様だったら…… 『私がビニール傘を買っておいたぞ。そこで500円も出して麻瑚のために買ってしまった』 とか言って準備しておいてくださると、とってもかっこいいのにぃ〜」 というと、衝撃発言が! 「傘はカバンに入ってるけど」 ご、ご主人様〜! 「なんでご自分のを出さないんですか」 「傘さすの、嫌いなんだよ」 「私だって嫌いです! なおかつこれ、元は日傘ですからね、畳むのすんごく大変なんですよ!」 そんな会話をしていると、ご主人様が気遣いの一言。 「麻瑚、濡れてないか?」 こんな小さな傘に2人で入って、濡れてない訳がない。 「何をおっしゃいます。私の右肩から右手はもうびっしょりですよ。 だからご主人様はご自分の傘を出されれば……な、なにするんです!」 ご主人様は傘を私の上だけに傾けた。 「やめて下さい。 なんでそう、自分だけ『女に気遣うイイヒト』になろうとしてるんです!」 「いいよ、濡れてるんだろ?」 「やめてってば」 で、互いに傘をグイグイ押し合っているウチに、焼肉店へついた(笑) 焼肉店で出された傘を入れるビニールに……私の晴雨兼用日傘は案の定入らず。 でも店のお兄ちゃんは「そんなビショビショの傘、絶対入れて下さい」という雰囲気プンプンだったので、 無理矢理押し込んだけどさ(笑) あ……チューの話まで行かなかった(笑) 長くなったので、次回へ続く。 《 2004.08.09 15:20 記》 --***--
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