『スウィート・バイエル』
モクジ | 今ヨリ、カコへ | 今ヨリ、ミライヘ
2004年07月19日(月) |
あんなコラム=後背位・正常位 |
ふと、昨日の日記を見直して、気付く。 「あんなコラム書いてたら……」 ああぁ〜! 説明足りませんでした。 私はメルマガを発行しておりまして、 (現在は)毎週日曜、そこにコラムを書いて配信しております。 コラムを読んで下さってる方には「ああぁ(笑)」となっても、 このままじゃ、日記だけ読んで下さった方には、一体なんのことやら 解りませんね。 ごめんなさい。 ということで、先週・今週配信したコラムをこちらに再掲載いたします〜。
*---------------------------------------------* ▼ 今日のお味はくれーむぶりゅれ ▲ 第16味
≫ 後 背 位 ≪ *---------------------------------------------* 「好きな体位は何?」って尋ねられると、最近ちょっと困ってしまう。 昨日の逢瀬でもご主人様に「どれが一番良かったか?」と尋ねられ、「全部 です」と答えてしまったし。 ……と言えるようになったのは、本当にここ数ヶ月のことなのだが。 以前、私は後背位……いわゆるバックの経験がさほどなかったのだが、ご 主人様に犯していただくようになってから、開眼した(笑) ご主人様との最近の後背位は、緊縛状態のままが多い。 ん〜、説明しましょう(笑) 縄。股縄はかけず、上半身だけ緊縛。肩や二の腕あたりにも縄をかけ上半身 と固定、最終的に手を後ろに回し、右手を上・左手を下にして手首同士を結ぶ。 体勢。四つんばいになってみましょう。そして頭をベッドまで落とし、右頬 をベッドへくっつけるようにし、両手を後ろへ。脚は適度に広げお尻を上げる。 この体勢、首輪も装着しているので、さらに苦しさ倍増です。故に、ご主人 様にお願いして、頭や頬の下に、枕を入れてもらうようにしてますが。 そして。 ご主人様が、後ろから私のお尻を高く持ち上げ、お尻の間を更に手で押し開 く。……あ、舌の感触。恥ずかしい体勢だし、抵抗できないし、何もかもさら け出すような恰好で、身をよじりながらご主人様のクンニを受ける。 私の愛液とご主人様の唾液で潤ったところで、ご主人様が私の腰を押さえ。 ……でもまだ、私のヴァギナは開ききっていない。ご主人様のペニスが、ミ シミシと音を立てて進入してくるような感覚。 痛くて腰を引くと、「痛いか?」と心配そうな声が聞こえる。 「はい……」と答えた直後、「ン……んっ、あっ!」と声を上げてしまった。 ゆっくり進むペニスがヴァギナの中間地点を通り過ぎた瞬間、ヴァギナだけ ではなく、身体もがキュン!と締まるような快感が突き抜けた。 その後も呻くように「ん……ん」と言い続ける私に、ご主人様が「痛いか? 大丈夫か?」と尋ねて下さるけど、私は首を横に振るのが精一杯。「気持ちい いのか?」の問には、喘ぎ声で答える。 私が感じていることを知ったご主人様は、挿入の深さと速度をどんどん上げ ていかれた。 ご主人様が手で私の腰を押さえる。腰を掴んで頂くと、頭や首の位置が固定 され、不自然で辛い体勢ながら、私は快感に身をゆだねることができるのだ。 喉の解放し唇を開き、そのまま歓びの声を発すると、自然と気持ちも高揚し、 どんどん感度が上がってくる。 ご主人様の「ほら、もっと啼け!」という言葉で被虐性が高まり、私の中の M性がハンッと弾けた。 自然に口から「イヤ……いやぁ!」という言葉がこぼれた。 不自由な体勢でご主人様にいいように扱われているという辛い状況なのに、 ヴァギナの奧はもっとご主人様を受け入れたくて、めちゃくちゃにして欲しく てわななく。 「やめて……やめてっ!」 自分のバランスが取れなくなり、快感が怖くてそう叫んでしまうと、ご主人 様が「本当は気持ちいいくせに」と、私を理解し、あざ笑い、楽しむような口 調で呟かれた。そして、さらに『責め』を強める。 感極まり、私がすすり泣き始めた頃、やっと後背位から解放された。 抱き起こされ、縄が解かれる。 自由になった両手をご主人様の身体にまわし、軽く力を込める。そのまま身 体と心をご主人様の胸に預け、私は深い吐息をついたのでした。 *--------------* ▼pillow talk▲ *--------------* 以上、昨日の逢瀬でのワンシーンでございました。 しかし。後背位で感じてる時、「やめて!」と叫んでいるのにそのまま犯し 続けられると、どーしてこうも気持ちいいんでしょうねぇ〜(苦笑) このままイケたら、失神しそうなほどに気持ちよいのかなぁ〜って気はする けど、いかんせんイケない子な麻瑚ちゃんでございまして。 ご主人様、ごめんなさい(涙) 理由はわからないけれど、ご主人様の責めはどの体位も違った持ち味で、私 を悦ばせて下さる。 M全開な後背位とは違う、最近の正常位。次回はそのお話でも(笑) で、ですね。 これを書いている最中、高校時代の友達(ミュージシャン・男性)からいき なり電話がかかってきて、びっくりしましたわん。 「他の(同級生)女友達はみんなつかまるのに、麻瑚だけ何年もつかまらなかっ た!」とブータレられちゃった(苦笑) 彼はギターが上手く、なかなかカッコよかったので、女のコにもモテた存在 だったが……いかんせん、なんかこうちゃらんぽらん?って感じで……(苦笑) 20歳の頃、一緒にliveを見にいった帰りに、ご飯食べて飲んで、終電なくなっ て途中からタクシーで帰ってきたことがあった。 「あの時ね、『麻瑚、いいなぁ』って思ってさぁ。 あれ?これは……もしかしたらオレと麻瑚って、付き合うことになっちゃう んじゃないの?って、オレの中では盛り上がってたんだよ〜」 ……そんな話を、今頃されても(笑) というか、お互いにそんな思い出話をする年齢になっちゃった、ってことで もあるのか(苦笑) 《追伸》 ご主人様に「最近、麻瑚は反抗期だ!」と言われてしまいました。 奴隷の反抗期……だめじゃん(苦笑) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Until next time (^_-)★
*---------------------------------------------* ▼ 今日のお味はくれーむぶりゅれ ▲ 第17味
≫ 正 常 位 ≪ *---------------------------------------------* 麻瑚です。 毎日暑いですねぇ〜。 けだるい夏の日の午後。こんな日は窓全開にして微風を招き入れ、ボサノバ かウクレレなんかの音楽をBGMにしながら、けだるいえっちコラムを書くの が一番……なんてのは、私だけか(笑)
先週は「M全開な麻瑚の後背位」をお届けしました。今日は逆に「なぜか、 まったりしちゃう正常位」のお話を。 昨年までは、正常位で犯して頂いた時にも「被虐的な興奮」があったことは 確か。 ご主人様に組み伏せられ、時には嗚咽しながら、イクにイケない快感に身も だえし、ヴァギナでギュッとご主人様を捕らえたりもしたのだけれど……。 ------------------------ (/ω\) ------------------------ 押し倒された私の下半身に位置を合わせ、ご主人様が静かに押し進めてくる。 ゆっくり上昇する気持ちよさに加え、徒然、中盤あたりで強い快感の波がやっ てくる。声にすると「あ……あ………あんっ!」という感じだ。 「どこまで入ってる?」 「あ……半分ぐら……あ、ううん、もう全部……です」 のしかかるご主人様の身体に手を回す。膝を立て、両腿でご主人様の身体を 挟む。 「麻瑚、もっとしがみつきな」 ご主人様の囁きに甘えるように、両脚をご主人様の腰に絡めた。 そして、「もっと、もっと」とせがむように両手でぎゅっと抱きつく。ご主 人様の息づかいを耳元に感じながら、私も歓びの声を上げる。 ご主人様が体勢を変え、上半身を起こす。私は腰に絡めた脚を外し、膝を折 ると、ぐっと自分の胸に引き寄せる。 そう、もっと深く奧まで、ご主人様を受け入れられるように。 と、激しい快感はこのあたりまでなのだ。 瞬時に、筋肉がすーっと弛緩していくのが、自分でもわかる。 ご主人様の二の腕をとらえていた手は、怠くて挙げていることすら困難にな り、ベッドへパタンと落ちる。 こうなると、私の身体はご主人様のいいなりだ。 足首を掴まれアラレもない恰好にされても、ご主人様の動きに合わせて喘ぐ ことで精一杯で、抗う余力なんて残ってない。 なんとか頑張って手を這わせ、ベッドに着くご主人様の手を探す。でも、やっ とご主人様の手首を掴んでも、すぐにふりほどかれてしまう。 そして、身体と同様に私の掌も組み伏せられ、ご主人様の指が私の指に絡み つく。 繋がれる手と手、ヴァギナとペニス。時にはもう声さえ出せないこともある。 たぶんこの時、私の脳波はα波が大きな曲線を描いているのだろう。夏の日 に、海やプールで水音を聞きながら、浮き輪でプカプカと漂い浮かぶような。 温めのお湯にゆったり浸かっているような。……そんな心地良さ。 極限状態に向かって登り詰めていく快感とは全く別の気持ちよさに、私は包 まれてしまうのだ。「至福」、まさにそんな言葉がぴったりの状態。 再び私に身体を倒すご主人様に、手と脚をゆるりと絡める。 とにかく密着度を高めたい。少しでも広い面積で触れていたい。私の身体な んて溶けてしまえばいい。溶けちゃえば、私はご主人様の中へ流れ込み、この まま融合することができるのに……そんな気持ちにすらなる。 力の抜けた私の身体を、ご主人様は繋がったまま抱え起こし、膝の上に乗せ る。私はけだるくご主人様の首に手を回す。 「……溶けちゃいます」 「ん? アソコはもう溶けてるぞ」 「やん……。ご主人様、キスして下さい」 許可を得てからご主人様に顔を寄せ、ゆっくりと唇を重ねる。今度は私の身 体の入口と出口で、ご主人様と繋がる。 「……幸せです」 「ん? おチンチンが入っててか?」 「はい……ご主人様のおチンチンが、入ってて。ずーっとこのままで居たくなっ ちゃう」 微笑みながらそう答える私の腰をご主人様が掴み、突き上げた。 「あ……、ダメ……」 至福の時は過ぎ、また違う快感が私の中で顔を出し始めた。 *--------------* ▼pillow talk▲ *--------------* 今、麻瑚の歯根では、菌と薬の壮絶なバトルが展開中。 ずっと昔、治療が上手く行ってなかった歯。再々治療不可の為、トラブルを 抱えたまま、今日までなんとか持たせてたんだけど。 「昔は検査する機械の精度があまりよくなかったからね。治療はかなりカンだ より(というか腕?)な部分が多かったんだよ」と、現在の主治医のお話。詳 しく説明してもらい、どうしてこうなったのか納得。 ほっぺに冷えピタ貼って、抗生物質と痛み止めを飲みつつ、こんな「まった りエロコラム」書いちゃいました、えへっ(涙) ああでも……先週じゃなくてよかった。これじゃ、ご主人様のお好きなフェ ラチオすらできなかったもんね〜(爆) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Until next time (^_-)★ メルマガに関しては、こちら 麻瑚HP『Click, Clit, Cherry!』 をご覧下さい。
《 2004.07.19 10:00 記》
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