『スウィート・バイエル』
『スウィート・バイエル』

モクジ 今ヨリ、カコへ 今ヨリ、ミライヘ


2004年05月04日(火) Sの顔、Mの心



 
 
久々に、サクサクと日記を更新している麻瑚でございます(GW中の目標のひとつだったりする)。
しかし、ご主人様との事ばかり書いていてよいのか!? と一瞬悩んだんだけど、
よーく考えたら、普通の日記(日常の記録)は「写真日記」の方で付けてるのよね。
だからこっちは、これでいいのだ(笑)
 
 
ご主人様との会話や出来事、こうやって面白おかしいこととか
ばかばかしい事ばかり書いていると、
「本当に君たちは、プレイや調教はしているのか?」と言われそうだけど。
 
そんな激しく無いし、めちゃめっちゃSMじゃないけど、一応はしてます。
それは調教か? プレイか? と言われたら……どうなんだろう?
それより、調教とプレイはどう違うのか?(苦笑)
 
 
 

 
 

ご主人様の表情や目つきが変わる瞬間がある。
 
バックの時に私の髪を引っ張ったり、恥ずかしい言葉を言わせたり、
おもちゃを使ったり、痛みを伴う調教を施して頂いてるときは、
なんというのだろう、
少し余裕ある表情で、楽しんでいるような顔だと思う。
そして私の反応を見て、フッと鼻で笑う。笑って「よしよし」という感じでキスをする。
 
 
それとは、普段や虐めて楽しんでいる時とは、確実に違う表情。
他の男性が、行為の最中に真剣になって見せる表情とも、確実に違う表情。
 
 
sexの最中、ご主人様がふとSの顔になることがある。
その顔に浮かぶ色には、
優しさとか私を思いやる色はなく、どことなく残忍で見下すような冷たい色だけ。
SM的な言葉で言うとしたら
「お前は私のオモチャだ。ペットだ。
 ほら、もっとよがれよ。私のペニスで狂えよ……この牝犬が」
というような感じ……かな。
とても攻撃的な目だ。
いや、攻撃的というより、やはり「冷たい」のほうがしっくりくるかもしれない。
 
実際にその状態で、いつもと全く違う口調と声で命令されることもあるし、
何も言わず、表情と目線で責め続けられることもある。
 
 
正常位で組み伏せられている時、うっすらと開いた私の目にその表情が映ると、
「ああ、そうだった。この人はSなんだ」ということを思い出す。
きっとその瞬間、私も普段とは全く違う被虐的な表情をしているのであろう。
どっちが先に、Sの顔になるのかMの顔をするのかは、分からないけれど。
 
そして私は……身体の芯がゾクッとして、段々訳がわからなくなってゆく。
もう、どうなってもいいと思う。
この瞬間。
Sの顔をされながら、もしくは、
反対に優しく微笑まれながら、そっと私の首に手をかけ、
その手にゆっくり力を込めて締め上げていっても、私は抵抗しないような気がする。
 
 
以前、Mの方のサイトで「主に殺されてもいいと思う」という記述を読んだとき、
私は「ウソぉ。私はそんなこと思わないし、思えない」と思った。
あまりに信じられなかったから、
ご主人様にそのことをメールで話したこともある。
でも、今年に入ってからだと思うけれど、
まだまだ甘ちゃんなM女見習い&奴隷ながらも、
私はそんなことを感じるようになってしまったのだ。
 
もちろん本当に殺されたらイヤだし、
私ごときを殺してご主人様が殺人犯になってもイヤだから止めるし(笑)
その前に、ご主人様はプレイで無理はしないし、
私を死に至らしめるようなことは絶対にしない。
あり得ないこと。そういうことはわかっている。
わかっているんだけど、ね。
 
そういう気持ちになっちゃうのだ。
 
 
「殺されたい」ではなくて、
「殺されてもいい」ぐらいなの……というM側のゆがんだ愛というのだろうか。
 
 
ご主人様が、私がそこまで考えてしまう瞬間があると知ったら、喜ぶだろうか。
いや、反対に引かれちゃいそうな気がする(苦笑)
 
でもやっぱり殺されたくはないけどね。
だってまだまだ、楽しいことも気持ちいいこともしたいもんね〜♪
 
 
 
 

  
 
 

ご主人様との楽しく面白くくだらないエピソードはまだまだあるので
それは徐々に書いて記録に残していけたらいいな〜と思います。
 
 
 
爆笑だったのは、先日の
「バイト学生と奥さんのイメージプレイ」(笑)
ご主人様に尋ねたら「そういうの、結構好きだぞ」とな! 知らなかった……。
好きっていう割には、
私が演じるキャラによっては「やる気なくなる、はぁ……」とか言うクセになぁ。
「やっぱりそーゆーお遊びプレイって、起承転結の『転』ぐらい?」と私が尋ねたら、
「いや! それは『承』だろ! 転は違う!」と。
そうかなぁ〜(苦笑)
 
だけどやってる最中、どうしても二人して吹き出しちゃうのよね〜。
いけないわ、
次はちゃんと「役にのめり込んで」プレイしなきゃね。はっはっは。
 

 
……ん? なんか話が違ってきちゃった?(笑)
 
 
追伸
牝犬と言えば。
以前、sexの最中にて主従的な会話になった時、なんとなしに
「野良犬の私を拾って飼って下さり、ありがとうございます」
という、ありがちな奴隷的お礼の言葉をご主人様に述べてみた。
そしたら少し間をおいてから、思い出したようにフッと笑われて
「麻瑚は野良犬じゃないよ」と言われた。
そっか〜、私は野良犬じゃないのか。じゃあ、なんだろう……捨て犬?(笑)
それを尋ねるのを忘れちゃった。
 
          《 2004.05.05 20:35 記》
  





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谷藤 麻瑚 MAILスウィート・ハノンHP(改装・再開予定)

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