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2003年10月11日(土) 自然と、涙が。

来週、一人で実家に帰ります。



やすくんと喧嘩したとか、そういう深刻な理由ではなく(笑)
里帰り出産をしようと思っているから。
まだまだ予定日には程遠いのだけど、
向こうのお医者さんから「一度来てください」といわれたので。


本当は一人じゃなく、二人で帰りたいけど
そう何日もお店を休めるほど余裕がないので、やすくんは一人で留守番。



私がいない間、私がしていた仕事は
手伝いに来てくれてる人たちと、やすくんでやってもらう。
たいした仕事はしていないつもりだったけど
会計だの、メニュー作りだの、一人でやってた仕事が意外とあって
時間を見つけては担当してもらう人に話をしている。



夜。
実家の母から電話があった。

少し話した後、いつもどおりやすくんと代わる。


どんな話をしていたのか、よくはわからないけど
やすくんは
「もう、12月にはいないものだと思ってますから」

といった。


私は今のことをこなすだけで精一杯だけど、
やすくんはもうそんなことを考えながら仕事をしてるんだなあ、
私のことをそんなに考えてくれてるんだなあ、
ってことと

また、しばらくはなればなれに暮らすんだなあということを
思った。


私が今みんなにお願いしていることは
この1週間のことだけではなく
これから先の数ヶ月間、仕事とやすくんのそばを離れるためなんだ。

思えば、

今回1人で帰省する間に
やすくんの誕生日がやってくる。
一緒にお祝いすることができない。


そして、
また今年も別々の場所で1年を終えることになる。







なんだろう。
やすくんが私のほうを見ながら笑顔で話をしている様子を見ていたら

自然と涙が出てきた。

楽しそうに話をしていたやすくんは
ちょっと驚いて、電話を切った後

「どうした?」

ってきいてきた。




なんでもない。

なんでもない。

そういうだけが精一杯だったけど


なんだか、自分でもどうすることもできない涙が
次々とこぼれた。



たかが数ヶ月。
されど、数ヶ月。



こんなに一緒にいても、私は
一緒にいられない時間を思うと
まだ、なみだがこぼれてしまうようです。


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