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2003年06月06日(金) 父となり、母となっても。


友人が子どもを産んだ。
高校1年生の時につきあい始めて、10年つき合ってた2人。
おまけに、離ればなれだった時期が後半7年。
高校を卒業してからずっと遠距離恋愛だった2人。

彼女たちが結婚したとき
私はちょうどやすくんと知り合ってつきあい始めたころで
離ればなれに暮らす辛さをほんの少し分かり始めた頃で。
友人代表のスピーチは何も考えてなかったのに
いざマイクの前に立ったら、自分の気持ちもこもったせいか
言葉が次々と口から飛び出してきた。

私が結婚すると決まったとき、
彼女は

「これまで大変だったでしょう?でも、その分これから幸せになれるから」
「これからは、くっつきたいと思ったときにくっつくこともできるし
 一緒にいられる幸せを、人一倍感じられるよ。
 今でも、私がそうだから」

って、メールをくれた。
同じ辛さを味わった友達だけに、胸に浸みたのを覚えてる。



彼女が母になり、新しい命が誕生したと聞いたとき
なんだかすごく感動した。
どんな夫婦、カップルでも新しい命の誕生は素敵なことだし
かけがえのない幸せだと思うんだけど、
彼女が母になったと聞いたとき、不思議なくらい強く
「愛の結晶」なんだな、って思った。
彼が好きで、彼女が好きで、そして誕生した新しい命。



「ねえ、やっぱり子供が産まれると、2人の関係って変わるもの?」

子どもみたいな質問をメールで送ってしまった私。

「そうだねえ、まだ生まれたばかりだし何とも言えないけど
 絶対なくしたくない物が2つになったって言う感じ。」

そんな風に答える彼女がすごく美しく思えた。
彼女は母となり、彼は父になって、
新しい家庭を作っていく。

けど、
彼女にとって彼は大切な人で、彼にとって彼女はもっとも愛しい存在で
それは全く変わらない。

そんな夫婦に、私もなりたいなあと思った。

ううん。夫婦じゃなくて。
いや、夫婦なんだけど(苦笑)。

なんていうかな。
「やすくん」と「きき」って呼び合える二人でいたいと思った。



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