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2002年09月17日(火) 偽装遠距離疑惑?!

結婚式に招待した友人が

どうやら、私たち同様遠距離恋愛をしているらしい。


「『ききの結婚式を見たら、私も勇気が出てきた』とか言ってたよ」

という、別の友人の言葉。

「ふーん・・・」なんて思っていたら、

今日、その彼女から久々にメールが来た。



           『遠距離って辛いよね。
            ききはそれを乗り切ることができたんだよね。
            淋しさとか、不安とか乗り切ってすごいと思うよ。
            会えない時間とか、どうやって我慢してましたか?』


うーん・・・我慢かぁ・・・

彼女に「どのくらいの間隔で会ってるの?」と聞いてみた。

すぐに返事が返ってくる。

           『会えないときは、3ヶ月くらい。
            普通でも1ヶ月に1回会えるかどうかかな』


・・・3ヶ月!! その長さに正直驚いてしまった。





わたしとやすくんはどうだったか、

日記を読み返したり、当時の手帳を見たりして振り返る。


こっちに転勤になってからは、1ヶ月に1回だけど

やすくんが伊豆にいる頃は・・・1ヶ月に2回。

日数とすると7日くらい会ってる。


メールでそのことを伝えたら、

彼女はものすごく驚いて、そして

「それってさ、遠距離恋愛とかって言えなくない?」

と苦笑された。


・・・そうかも。

確かに、物理的な距離は初めからものすごく遠い。

何kmあったかは分からないけど、

伊豆にいる頃は車で4〜5時間。新幹線使っても4時間。

何かあってもすぐに駆け付けられる距離じゃない。





だけど、会ってる日数的に考えると、

同じ街に暮らしている恋人同士より下手すると会ってるかも。





私自身、学生時代はともかく、

社会人になってからつき合った人とそんなに会ってなかった。

仕事が忙しいとか何とか言って。

何とかして時間を作ろうと思っても、週に1度会えればいい方だった。



つき合いだしてすぐの頃、伊豆へは電車でばかり行ってた。

だけど、どうしても仕事を終えてからかなり無理をしないと

熱海に停まるこだまに乗れなかった。お金もかかるし。

会える日数も、当時はそんなに多くなかったけど

それでも全然平気だった。

むしろ会えないほうがよかった。

たくさん会えるようになると、

やすくんへの思いが押さえきれなくなりそうで怖かったから。


やすくんは車で来ることが多かった。

2連休がとれると、その前日の仕事が終わったら

その足で私の部屋に向かってくる。

私もやすくんと一緒に車で帰ってきたことがある。


そして、自分一人で運転して伊豆に向かうようになった。

やすくんが熱を出して、だけどそれをおして仕事に行ったと聞いて

いても立ってもいられなくなった冬の日が最初。

それからは、ほとんど車で行ってた。

休みの度ごとに。

やすくんへの想いが隠しきれないほど

「平気だよ」ってやせ我慢する事が出来ないくらい

私の気持ちがやすくんへ向いていたんだと思う。






私とやすくんの休みが合う、と言うことはほとんどない。

思えばそれが、

時間的距離を縮めることができた最大の理由。

一緒にいられる日数は多いけど、

一緒にいられた時間はかなり少ない。どちらかが仕事だから。

だけど、今になって思えば、その方がよかったかもしれないな。






やすくんが転勤してからは

会える日数はかなり減って、寂しい日もあったけど

不安になることはほとんどなかった。

やすくんも同じ。

「寂しい」「会いたい」って言っちゃうのも

出来るだけ我慢した。

やすくんも同じだから。

会えない日を悲しむんじゃなくて

次会える日までを楽しむようにした。

そう、まさに

〜会えない時間が 愛育てるのさ(by hiromi GO)〜状態。



どんなに頑張っても、距離は縮まらない。

どんなに頑張っても、会える日は限られてる。

どんなに頑張っても、寂しい気持ちはどんどん大きくなる。

だけど、

頑張れば、不安な気持ちは少し小さくすることが出来るんじゃないかな





そう、彼女にメールした。


もちろん、これって一般論じゃないと思う。

私だけかもしれない。




だけど。


距離は縮められる。


心は、

いつも

やすくんの隣にあるんだもんね。



そう、




今だって。


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