++ワタシノココロ++
index|コレマデ|コレカラ
2002年07月25日(木) |
試すつもりはないけどさ。 |
朝起きたらなんだか
鼻はムズムズ、頭はズキズキ。喉も痛い。
布団を抜け出して立ち上がると、
何だかフラフラする。
風邪かなあ・・・・
朝食を作るたった数分でも
立ってるのが億劫になった。
「ごめん、悪いけどコーヒーは自分で入れてくれる?」
やすくんに言って、居間に横になる。
「コーヒーいいや。時間ないし」
そう言って、洗面所に向かうやすくん。
+++++++++++++++++++++
あ、そうそう。うちはかなり亭主関白です。
何をいきなり、ってかんじだけど。
だから、やすくんが洗面所で顔を洗ったりしている間に
私はいつも、やすくんが着ていく服を用意している。
ちなみに、お風呂にはいるときも
やすくんはいきなり脱衣所で服を脱ぐだけ。
脱衣所にいつもかけておくバスマットを引くことも
自分の下着やタオルを持ってくることはない。
ついでに、脱いだ物を入れてね、っていったカゴに
やすくんが服を入れたことは一度もない。
++++++++++++++++++++++
横になってじっとしていても
簡単に症状が軽くなるわけもなく。
薬を飲もうと、冷蔵庫から水をとりだした。
「あのさ」
そんな私をやすくんが呼び止める。
「服、出てないんだけど」
・・・・・・・・・・・・・・ しばし、呆然。
「ごめん、今日は自分で出して。
私、薬を飲んだらもう少し横になってたいから」
やすくんは、ふうん、って顔をして隣の部屋に入っていった。
全然心配してくれないんだな。
今日くらい、自分でやるからいいって言って欲しかった。
悲しくなってきた。
なあんて、一人でブルーになったまま横になってると、
やすくんが着替えて居間に戻ってきた。
「ほら、これ」
見ると、のどスプレー。
「そういえば、体がしんどいって言ってたね。
俺、歯磨いてる間に忘れてたよ。ごめん。
今日はゆっくり休んでな」
私の体調が悪いとき、やすくんがどう反応するのかって
気にしてた自分。
その反応が思ったとおりじゃなくて
ブルーになってた自分。
そのあと、やすくんがそんなことを言うなんて
考えてなかった自分。
細かいことを気にしすぎて考えすぎてたことに
気づいた。
まあ、結局少し休んだら元気になる程度の
風邪みたいだし
やすくんも、何だか優しかったし
気にせずにいくとしましょう。
|