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2002年04月04日(木) 高速道路の思い出。

野球観戦を終えて、遅い時間から家路につく。

結果は負けだけどいい試合だったから、

自然と話が盛り上がる。

夜はもう遅いけど、そんなこと全然気にならなかった。


夜の高速道路には思い出がたくさん詰まってる。


やすくんがまだ伊豆にいる頃、

一緒に私の部屋に帰ってくる時は

きまってやすくんの仕事が終わってから。

一度、疲れ切ったやすくんの顔を見て

運転を代わった時、横を走り抜けるトラックが怖かったことを

今でも覚えてる。


初めて2人で鳥羽へ旅行したとき。

その後、やすくんは福島の実家に帰る予定だったのに、

「送るから」って私の家まで車で送ってくれた。

電車で帰るからいいよ、って言う私の言葉を遮って。

鳥羽から私の家まで、約4時間。

私の家からやすくんの家まで約8時間。

その前の日、伊豆から鳥羽までだって

全部やすくんの運転だったのに。

「送っていくよ」って言える距離じゃないのに。

真夜中の高速道路では

お互いあまり話をしてなかった、と思う。

うちまで続く真っ暗な高速道路。

山の中だから、ものすごく不気味だった。

暗いところが本当に苦手な私は、

体が勝手に強張って、手には汗が流れていた。


「俺が隣にいても、ダメ?」 と、笑いながら聞くやすくん。

その頃は全然ダメ(苦笑) 

「じゃ、こうしな」

車のまん中にある肘掛けみたいなボックスの上に

私の頭を乗っけた。丁度助手席で横になるかんじ。

「こうしたら?」

やすくんは左手を私の頭の上に乗っけて

「少し眠った方がいい。疲れてるでしょ」って笑った。

やすくんの手のひらから伝わってくる暖かさが

心地よくて、それが安心感に変わって、

気づいたら眠っていた。



その頃は、まさかこんな風に

将来のことを一緒に考えていくなんて

考えもしなかったけど。


一緒にいると安心する、って思えたのは

この高速道路の時からだと思う。








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追記。


なんか、書きたいことがまだあって、

ココ に、書き足しちゃいました。

お暇な方は、覗いてってクダサイ。


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