Comments of these Days
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2006年03月28日(火) そういえばWest Side Story好きだったんだ私。

先日ボイトレに行ったら、見事に声が出ない、というより体から声が出せない日だった。
柔軟しても、前屈しながらブレスを練習しても背中に力が入らないし、腹式呼吸ができない。見かねた先生が背中を触って、「ここに息を入れてー」と指示しようとしたら、あまりの上半身の硬さ(凝り)に驚いていた程。調子が出ない日はいくらでもあるけど、ボイトレにまで行ってここまで体が使えないのは初めてで。先生にも「疲れてる?」と心配されてしまった。

というわけでいつもは練習の課題をもらって帰るのだけど、今回は「あまり思いつめて練習するより、いい演奏をいっぱい聴いた方がいいかもねえ。何か、思いっきり軽くて明るくて派手なのとか…」と”三大テノール”のコンサートのライブCDを貸してもらって帰ってきました。
…「軽いの」が三大テノールって辺り、流石オペラも歌っているソプラノ歌手(笑)

恥ずかしながら、ほとんどオペラのCDは聴いたことがなくて。実はじっくり三大テノールの演奏を聴くのは初めてだと思う。録音は1990年、先生に言わせれば「全盛期に比べれば全然だけど」とのことだったけど、いやー…迫力…美しい…。ビブラートばりばりだったり歌い上げまくりだったりなのに、全然くどくない。確かに、聴いていてすかっとしてくる。

というわけでばきばきに凝った背中を暖めつつパヴァロッティ・ドミンゴ・カレーラスの美声をエンドレスにかけてます。今やすっかり有名な「トゥーランドット」の「誰も寝てはならぬ」も入っているし、知ってる歌曲も多いし、なぜかミュージカルの曲まである。確かにオペラを全幕聴くのに比べれば軽いけど、なんだか妙に華やかな、今日の私の部屋。
(ちなみに「なぜか」と書きつつも、「West Side Story」の「Maria」がツボに入ったのでした。こんな艶のあるトニーは反則だよーかっこいいよー。)



そして更にちなみに、ボイトレ翌日から生理が始まったので、不調は単純にそのせいだったと思われ…。道理で、背中から腰にかけて麻痺したように力が入らないと思った。次回はちゃんと気持ちよく歌えるといいな。


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