2006年04月12日(水) |
端的に言うと、「嫌です」 |
此処数年、明確なものではないが、とある人物と対立している。 人と交渉に当たるには、互いに「落としどころ」というものを探りながら話し合うものだが、この件に関しては、「間を取る」という選択肢はない。 こちらは、半歩後ろは崖っぷちのところまで譲っているつもりだが、相手の望みは、海に飛び込んで一緒に泳ぐことである。 すみません、わたしゃ金槌で高所恐怖症です、と言ってるにも関わらず、海水浴は楽しいよー、と迫られる気分なのである。 間に立った人も、少々、疲労してきたらしく、わたしに言った。 「相手も悪気があるわけでなし。そりゃ、あなたにはあなたの考え方があるんだろうけど……」 要するに、わたしが折れれば、諍うこともなく、八方丸く収まる、という。 浅瀬の足の立つところで遊んでみてもいいじゃない、ということらしい。 相手方の方が強情で、わたしの方が説得しやすいと見て、そう奨めて来るんだろうが、こと、これに関しては、御勘弁願いたい。
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