判っていても、つい、『看護婦さん』と呼んでしまうが、呼称が変わったらしい。 ランディが今入院している病院では、男性の看護士さんはまだ見ていないが、増えているのだろうか。 そのせいか、ナースキャップは廃止されつつあるらしい。 ランディが入院している病院でも、そうらしい。 スカートでなく、白いズボン姿というのもあって、最初は、医師か、理学療法士かと思った。 そして、足許は、ナースシューズではなく、スニーカーである。
おお。動きやすそうだ。 ナースキャップは意識したことが無かったが、立ち仕事の多いだろう看護士さんたちの足許が疲れやすそうなのは常々気の毒に思っていたのである。 ナースキャップも医療機器に引っかかったりで、看護士さんの仕事には、結構邪魔だったらしい。
しかし、今のところ、看護学校の戴帽式は健在のところが多いらしい。 何度かテレビで観た、あの神秘的でさえある式典が残るのは良いと思う。
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