おた画伯が、関東にいるというので、うちの近所で飲み会。 去年の夏の終わりの禁酒宣言はなんだったんだ、と心で密かに己にツッコミを入れる。 最近は、禁酒するまでもなく、飲んだ翌朝が死ぬほど気分が悪くなることが多いので下戸に近くなりつつあったのだが、今夜はやたらと進んだ。 三人とも空腹だったので、いきなりご飯ものを食べながら、居酒屋でだらだら喋った。 混沌としているようでいながら、一応、ひとつのテーマに沿って話している(つもりの)わたしとおた画伯が口にする単語の端々を捕えては、親父ギャグを取り混ぜるランディ。 会話から取り残されているにも関わらず、楽しむ術を知っている男である。 終電寸前まで飲んで、おた画伯は帰って行った。
画伯、今年もよろしく。
|