自分で振ってしまったからには仕方無い。 二日前、日記に書いた正山小種(ラプサンスーション)を賞味してみた。
確かに、正露丸風味である。 が、まんま、あの臭いではなく、十倍くらいに薄めた感じの強さで、やはり、松で燻しているだけあって、漢方薬のような独特の香りの中に、爽やかな松葉の香りもする。 飲んでみると、癖の強い香りとは裏腹に、すっきりとしていて、後を引かない。 うーむ。 困った。
感想としては、
香りはちょっと苦手かもしれないが、克服すれば好きになれるかもしれない可能性を秘めている。 味はどっちかというと好きと言っていいかもしれないが、めちゃくちゃ好きというわけではない。
非常に、個性の強いお茶を飲んだというのに、曖昧な感想を抱いてしまった。 いっそ、青汁並に不味ければ、話の種にもなるし、招かざる客への嫌がらせにもなるし、酒の席で古今東西をしたときの罰ゲームに使うことも出来ようものを。
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