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書くほどのこともない日常
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2001年08月09日(木) 健康診断

さーて、困ったもんだ。
覚悟は出来ていたつもりだが、此処までとはなぁ……
タイトルそのまんま、今日は健康診断に行って来た。

前日の食事は9時頃までに済ませ、起床後は一切飲食せずに来いという。
普段なら、そんなことはないのに、水分を摂れないとなると、朝方、喉の渇きで目
が醒める。
胃カメラもバリウム検査もしないんだから、水くらい飲ませろ、と思いつつ、電車
に乗る。
最寄り駅から結構歩いたので辛かった……が、自動販売機の冷たい飲み物が「おね
ーさん、僕を買って」と潤んだ瞳で誘うのを振り切って病院に到着。
着替えて、受付に書類を出して、検査開始。
採血のとき、血管が出なくて、看護婦さんがふたりがかりでさすったり、叩いたり
するのは、いつものことである。
「手の甲から採っていいですよ」と言ったら「いえ、其処は痛いですから」と言い
ながら、腕の関節付近に針を刺し、ぐりぐりと血管を探る。挙げ句の果てに「あら
ー、だめねー」と言って針を抜く。
つい眉間に皺を寄せてしまうと、
「針刺されるの、苦手かしら?」
……「鍼」ならともかく、「針」を刺されるのが好きな人がいるのか?え?
何度も刺されるのが嫌だから、最初から手の甲でいいと言ってるだろうが。
と、思ったら、「手の甲も難しそうねー」
おい。
確かにわたしの血管は引っ込み思案で看護婦泣かせだが、手の甲から採血するのに
手間取った看護婦は今までいなかったぞ。
大丈夫か。この病院は。ひとりは、かなりのベテラン看護婦に見えるのに。
結局、細い管つきの針を注射器にセットして、手首のあたりから採血。
身長、体重、視力、聴力、体脂肪、心電図、胸部レントゲン、その他諸々の検査が
滞りなく終わり、医師の診察。
今日、言われたことを全部書くと、不健康自慢にしかならないので省略。
はい、先生。
総てはわたくしめの不摂生が原因でございます。重々承知しております。
小さなことからコツコツと、己の健康のために邁進いたしますです。はい。

二週間以内に届くという詳しい結果が、まったくもって今から楽しみである。
帰り道で飲んだ冷たい聞茶は実に美味しかった。


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