今日は手袋を買いました。 使ってた手袋が謎の出奔を遂げたので、新たな物を買いにいったのです。 聖音ちゃんと一緒だったのですが、道中、私が「手袋を買いに〜」と言ったのを聞いて、「ああ、懐かしいねえ!」という話に。 『てぶくろをかいに』って、有名な童話ですね。
子ぎつねが母ぎつねに片方の手だけ人間の手にしてもらって手袋を買いに行ったけれど、出す手を間違えて狐の手の方を出してしまいました。 けれど優しい人間は、手袋を売ってくれたのでした。
こんな感じの物語ですね。 ほのぼのとした優しい物語です。 それなのに。
高時:「この人が疑り深い人だったらさ、そのまま子ぎつねを部屋 に引きずりこんで、鍋で喰っちゃったかもねえ」 聖音:「怖;」
素直な心は大事だと思います。(棒読み)
今日の講義、ゴッホについてやりました。 ゴッホが自殺する直前まで描いていた『カラスのいる麦畑』という絶筆の絵の話を聞いた後、ゴッホの作品を次々とスライドで見ていきました。 ひまわり、自画像……と見ていって、問題の絵の番です。
先生:「はい、自殺」
……待ってください先生、気持ちは解りますけど「はい、自殺」って。 確かに自殺間際まで描いていた絵ですけど、いくらなんでもそれは無いと思います。 さしもの狂人ゴッホも泣きますよ。 さらりと言われたセリフに、しばらく声を殺して笑っておりました。
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