としょかん日記
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さくさく読書が進みますよ。 自分の本のチョイスが良かったに違いない。 ああ違いない。
「ふにゅう」川端裕人 書架整理をしている時にいっつも気になっていたタイトル 「なにふにゅうって?どういうこと?」 とりあえず手にとって見て納得 ふにゅうとは「母乳」ならぬ「父乳」でした 父親だってお乳をあげたいと切に願う父親 気は向かないが立会い出産に望まなくてはならない父親 ママと結婚するという息子に嫉妬する父親 などなどの5つの短編集。
自分に当てはまるところもあってかこれおもしろかったよ 小説なんだけど実際みんなこれくらい悩んでいるんだろうなあと。 特に息子に嫉妬する父親の話 これって程度の差こそあれ結構ある話しなのではないだろうか 子どもの言う事と片付けるのは簡単 大体の子どもが通る道であろうし 大人の階段であろうし 娘もちの自分が一番共感して読んでしまった作品
これを読んで思ったことと実際に育児をして思ったこと やっぱり父親はあらゆる面で母親には勝てない、いや敵わないということ。
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