としょかん日記
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こんにちはヘタレです。
先日、あんまりしたくないけど残って仕事をしてみる。だって棚から本を抜かないと新しい本が収まらないんだよ。今年に入って何度も抜いているのに3日したらまた棚がきつくなるんだよ。なぜ?
というわけで閉館後、お客もいない時にがっつりと棚から出なさそうな本を抜いて回る。抜いた後はそれが本当に出ない本なのかどうか端末で確認。今回は数を多く減らしたいので基準を厳しくして敗者復活は少なめに。
さて、節電のため使わない電気は消しておく。棚から抜くときは開架のみ電気、端末チェックはカウンターのみ、のように。しかしさー、夜も8時を回ると暗いんだよ。そして広い場所に明るいところと暗いところがあると怖いんだよ。一度開架の電気が暗いまま棚まで行って見ると暗すぎて棚の本がわからない。うっわー、こういうとき背後になんかいそう。小走りで電気のついている場所へ移動。
怖いけどこんな中途半端で帰れないよー。やるんじゃなかったよー。と小学生のような言い訳をしながら黙々と作業をこなす。「黒い家」を思い出してさらに怖がる。そしてそんな時に限って電話が鳴るもんで、まんがのごとく「びくっ」と体をのけぞらせた。これ本当。
こんな歳のおっさんが暗闇が怖くてすいません。ええ、ヘタレですいません。
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