としょかん日記
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2006年06月08日(木) ハコモノ

小説の棚がきつい。浅田次郎が入んない。同じく、鯨統一郎が入んない(個人的な趣味で鯨統一郎の蔵書は多い)。さらに特集を組んでいたメフィスト特集の棚がきつい。3段カラーボックスに特集としてメフィスト賞受賞者の作品を集めていたのだが、ここのところの舞城王太郎や古処誠二の直木賞候補や西尾維新や高田崇史の多作ぶりによっていよいよ過密化する。森博嗣もいるしね。

というわけでついにメフィスト賞の解散を結構。それでいて新しい特集に若年層作家特集をして西尾維新や佐藤友哉を残しておくのが未練。清涼院流水なんてもろ個人的趣味。苦行だとわかっていてもいつかじゃんけんトーナメントを読みたい。これって恋心だろうか。

さて、森博嗣を通常の棚に戻すために一苦労。だって棚一段分の著作があるんだもん。思い立って閉館後一人で棚と悪戦苦闘。文学論や詩歌などを大幅に削ってスペースを確保。あまりにも大きな犠牲を払ったのだろうか。

実際の話開館約15年目のうちとしては、そろそろキャパを越えそう。正直言うと越えているのだが。なりふりかまわず古い本を全て廃棄したい衝動に駆られるのだが、どうにか理性がまだ残っているらしい。私生活で何かあると大量廃棄に走りそうで怖い。こんなこと言ってる自分も怖い。


信々 |MAIL

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