としょかん日記
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2002年06月20日(木) ベストセラー

どこぞの掲示板で図書館の問題について議論かわしてた。前にもちょっと書いたけど、図書館にベストセラーは必要か?ってな問題。図書館はベストセラーなんて置かないで値段が高い専門書を買えってのが一番多い意見かな。図書館は調べものする場所で低俗な本なんぞ置くなってのも多い。

気になったことを二つほど。

まず一つ目。
みなさん図書館って調べものにしかこないの?確たる目的があってくる人が多いんだね。いや、それは当然であってもちろんそのために図書館があるわな。でもさー「ちょっと暇だからなんかおもしろい本ないかな」って来ない?「何気にふらっと寄りたくなる図書館」ってわたしの理想なんだけどね。
ふらっと寄って
ふらっと見た棚の本に
ふらっと手を伸ばしたら
自分の一生を左右する本だったってのはすごくない。そんな出会いもいいと思うんですが

二つ目。
これはその掲示板で多かったんだけど「ベストセラー=低俗なもの」とする書き方が多いこと。なんでしょ。ベストセラーを読む奴はレベルが低い奴だという感じがすごくする。すいません、あなたの心を邪推していいですか?ずばりこうじゃない?
「おれはみんなが読む本は読まない。みんなと一緒なんてつまんないじゃん。みんながおもしろいと思うのをけなしてこそおれの価値が上がるっちゅうの。おれはお前ら凡人とは違うんだよ」
どうしてもこう思ってしまうわたしって天邪鬼?でもなんで大衆受けすることが程度が低いの?みなさんよく資料的価値のあるものを図書館に置けって言うけど資料的価値って具体的に言うとどんなの?まずそこをはっきりしてーな。猿岩石の本はたしかに今となっては読みたいと思う人は少ないでしょうが、当時その本を読んでたくさんの感動と勇気をもらった人はいると思うんですが、それはそれでその本の資料的価値じゃないんですかねー。

長くなったので今日はこの辺で
ちょっと自分の考えをまとめたかったので


信々 |MAIL

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