としょかん日記
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2002年02月04日(月) |
好きな作家を見つけたかも |
『両性具有迷宮』西澤保彦 なつこシリーズってこういうものだったんだ・・・ 『なつこ、孤島に囚われ』は未読なんだけど 読んでみたいような・・・ しかし、これ図書館に入れていいのかね ていうかまあ入っちゃったんだけど 内容としてはおもしろかったね 可笑しいという意味でね ただまあミステリの要素としてはうーん 華麗な謎解きがあるわけではなし そういう点では物足りないかも なつこシリーズはそういうものではないのかもしれないんだけど この本に関して言える感想は 「最初読んだときは勝目梓かと思った」 こんな感じ?
『人格転移の殺人』西澤保彦 150円だったので買ってしまいました 何よりも設定がおもしろい とある部屋に入れられると 二人(以上)の人格が移り変わる さらにそこに殺人事件まで、と まずこの設定だけで一気に読まされました おもしろい しかし理解力がないとついていけない ここにいい例がいるように だって六人の人格が巡る巡る 途中でメモでもしようかと思ったくらいっす でもちょっと冷静に考えると ミステリの要素としてはちょっとね、と思った ずばり、動機のあたりでね ここが一番の山場になるんだろうけど ちょっとどうかなーとおもいつつ でもおもしろいことは間違いないよ ちなみに読んだのは文庫のほうで 森博嗣の解説もなかなかおもしろかった 可笑しいという意味でね
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