としょかん日記
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本日はいきなり読書感想文です 高橋文樹『途中下車』 なんか賞もらったみたい テンポもよくてすごい読みやすかった ただ書き方というか 修飾のテクニックというか 書きまわしがあんまり好きじゃなかった 比喩がどうもねー ただ好き嫌いの問題かもしれないけどね そしてこの本のテーマが好きだから読んでみた そのテーマとは「妹を愛しぬく」というもの こういうの好き でも家族として育っていって 愛情を抱くのだろうか 妹も姉もいないわたしにはなんともわからないだけどね
北村薫『盤上の敵』 いつだったかのこのミスの上位にあったから ずっと読んでみようと思ってた本なんだけど 正直言って期待はずれだったです なんか盛り上がらないまま終わっていった ちょっと驚かされたこともあったけど 最後まで読んだら ふーんてな感じ どうでもいいから感想もこんなもんで
ところでさ ジャンル分けって意味あるの? 最近では『模倣犯』を 「これはミステリではない」 とおっしゃる書評があったけど 別にどうでもいいじゃない おもしろいんだし だいたいミステリの定義って何? これは定義づけできるかもしれないけど 本格ミステリならどう? わたしはいまだ本格の定義がわかりません 付け加えるなら定義をわかる必要もありません おもしろければミステリでもいいし 児童の本だっていい
海外ミステリしか読まず 日本のミステリを頭から馬鹿にしている人もどうだろう 「海外」と「国内」の区別だけで ほんの内容を判別するのはさっぱりわかりません ちなみにかくいうわたしは 海外ミステリを読みません なぜか? 理由は簡単 カタカナの名前を覚えられないから はぁ、かっこわるー
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