日常妄想
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2007年08月28日(火) 『You Were There』のこと。

+明日が定休日とはいえ、もう寝てなきゃいけない時間なのですが、書きたい気分なのでショボショボしつつ書いているミァハですこんばんは。雨が降ったせいか、今夜は少し涼しいですね。

タイトルはゲームPS2のゲーム、ICOの曲なのですが、そうかー、PS2を買ったら、やりたくてしかたがなかったICOも数年越しの念願叶ってプレイできるんだぁ、なんて思っているところです。廉価版も出てるのね。少し前に、にこにこのMADでこの曲を聴いて、そういえばできるようになるんだわ、と思い至り。この曲が聴きたくて、サントラを先に買ってしまった(笑)

発売当時はプレイしている人たちの話題に入れなくて寂しかったな。なんでPS2買えなかったんだろ。買わなかったんだろ。もともとゲームは殆どやらないほうだったから、過去のわたしは、お金を無理して貯めてまで買おうとは思わなかったのだ。必要な物においての優先順位が下だったんだ。

これも、自分のことしか考えていないということに繋がりそうな感じがしている。みんな、というか多くの人は、話題作りのために世間の話題に興味を持ったり、ブームに乗ったりするものだから。世間という幅広い範囲でなくても、狭い交友関係のなかでも同じようなことは言えると思う。共通の話題というのはある程度必要な物だしね。コミュニケートのために。

何もかもが遅いな……わたしはこういうのが多い。波に乗れない人間なのね。前回書いたイベントの話もそう(苦笑) 自分の意志で乗らない時も有るけど、結果、人と同じものを持てなくて、そしていつも孤立する。ICO……発売当時有った人間関係のいくつかは、もう無い。それは問題が有ったからで、戻したいとは思わないし、戻せないのもわかっている。ただ懐かしく一方的に感傷に浸るだけ。

わたしは思い出、あえて "感傷" と言うべきかな。それをなかなか手放せない。悪い癖だ。どうにもならないというのにね。時間は戻らないし、現象も巻き戻せないのにね。それでも、苦しむ癖に懐かしくことあるごとに思い出す。まるで自分の書いたSS『傷跡』の主人公くんのようだ。傷が消えるのを恐れるように。自傷を繰り返すように。


ブログにも書いたけど、摩耗してきた携帯の電池のように、わたしの電池の減りは速い。充電をいっぱいにしてもすぐに無くなる。ブログでは体力的な意味合いで書いたんだけど、メンタリティにも当てはまる。だからいつでも満たされないし、すぐ落ちる。

それこそ創作の世界みたいだが、クローニングの技術と、肉体と魂の関係の解明が進んだら、綾波や主人公くんみたいに魂を別の体に移し替えることができるようにはならないのかな? 肉体だけ新しい、同じ人。一歩間違えれば、別人の外見になる恐れもあるけど(小説とかアメリカ映画で有りそうだな)、消耗品を新しくする感覚。病気の体をまっさらな健康体にもできる。不老不死になれるよな(笑)

人間の心は、魂に在ると考える。体は魂の着ぐるみみたいなもの。体に対する心臓のように、魂と同様に形を持たない心は、魂に在るんだと思う。性格、いわゆる人格は、魂が記憶シテイマス。<天導風 で、それが肉体に乗っている状態なのが生きた人間で、死人はそのまんま、魂の無くなった肉体のこと。生き物から物になる。魂は肉体を生かし、人を動かす動力。すなわち、"人間" を作る核。

で、その核、魂を、憑依させるというか、新しい体に移すことができたら……なんて、倫理的に無理か。歪んだビジネスが生まれそうだしな。理想的な容姿を手に入れるとかさ。なりすましとか。<ムヒョに裁かれるぞ!(笑) でも重要なのは、肉体的な問題は解決しても、核にあるものは変わらないのだから、問題が核にある場合はなにも解決できないのよな、ということ。悪い性格は変えられないよ、と ( ̄▽ ̄)

それに、魂も摩耗するんじゃないかと思う。魂に組み込まれている(異論が有ってもここではそう思ってくれ!)"心" も肉体と同じように変化するものだから。心、要するに精神的な部分が全く違うものに変わってしまったら、それこそ人間変わっちゃうじゃん。魂の核にある心に刻み込まれた経験が、"人格" を作っていく。だから、同じ人間を作るには、魂をクローンに移すか、全く同じ環境で全く同じ経験をさせる、と。後者は時間は巻き戻らないのだから、前者よりも不可能と思われ。

なんかわけわかんなくなってきましたがー(笑)、何が言いたいのかというと、『電池を替えるみたいに取り替えが利けばいいのにー。でも体は変えられたとしても、メンタリティまで替えてしまうと別の人間になっちゃうから、メンタル的な問題、つまり魂的な問題は、どうしようもないんだなぁ』ということ。要は、わたしは変わりようがないのね、と。アンインストールはできない。それは魂の消去、すなわち死。

「第一フェーズ、記憶の消去」

と、ここでタラコの声(by地球へ…・笑)が脳裏をよぎったのですが、記憶の操作ができれば、都合の悪い記憶だけ手放せれば、いいのかなぁ杉田さん(笑)


てゆーか、マルクトってスゴくね? いろんな人に散々突っ込まれてると思うけど、教団はなんで双子を助けられなかったのかな(…) まぁストーリイ上仕方ないんだけど。双子がああいう状態で生まれてきたのも、引き裂かれたのも、必然なんだろうな。

主人公くんが「君とひとつになることが僕の生まれてきた意味」と言うのが前から引っかかってたんだけど、双子の生は、創造ちゃんが自分の欠落を埋めるために蒔いた種だったりなー。<なにげにひでェな(笑) 知らず狂わされた創造ちゃんが歪みとして創造してしまったもので、結果的に欠落感を抱えてしまった主人公くんが、お互いを癒すために言ったことなのかな。<それはそれで可哀想な感じが。 創造ちゃんはともかく、主人公くんがこう言うことに、今だに違和感があります。

さて、もういい加減寝ます……


(070829 04:19 UP)


書いてる人:ミァハ(双星たかはる)
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