日常妄想
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2005年03月27日(日) 『サンサーラ』のこと。

いつのじたいにか、わたしは
おまえであり、おまえは
わたしであったかも しれぬな…


"サンサーラナーガ2"(公式HP)よりアムリタの台詞
"アムリタ" とはサンスクリット語で "甘露" を示す言葉であり、梵語辞典によると "ナーガ" を意味する場合もあるようだ。(ザ・コレクション『サンサーラナーガ2』より引用)

+"サンサーラナーガ2"、クリアした……(つд`)うえー 攻略本見っぱなしだったんだけど(苦笑) やべェこのゲームはやっぱりハマりだー。竜使いとか竜を育てるとかっていう設定のほかにも、この輪廻する、無限とも言える閉鎖感のある世界観が好きだ…… デジャヴュとは違う、繰り返す輪廻の環。

そう、このへん "バロック"(公式HP) や "1999年の夏休み"、"灰羽連盟"(公式HP)に似ているものがある。灰羽はまぁ、輪廻は輪廻なんだけど、あくまでも仮説らしいし、前者ふたつみたく厳密には繰り返すわけではないので(さりげにネタバレですか・笑)、「わたしは似ていると思いますた。」としか言えないんだけど(笑)、似てるんだなぁ。閉じられた特殊空間、そこだけ切り離された孤島のような、それぞれ独自の時の流れ、そこに、限られた条件に適った人が住む、そんな閉塞感が。

条件と言うのは、まぁバロックだったら歪んでたり、マルクト教団員だったり(笑)、1999〜なら本当にその夏にたまたまその寮に居たという偶然だったり、灰羽は、それぞれ訳あって灰羽としてグリの街で生まれ直す。並べてみると全然違うんだけど(笑)、プロセスっつーかなんというかな……エキス?(なんだよそれ・笑) エッセンスというのかなんというか……なんなんだよって感じですがね(笑) "環" があるんですな。"環" が。繋がりが。絆や輪廻や因果応報といったような繋がりが。ウロボロスの環、メビウスの環とも言える、危うさをもはらむ "環" が。

ああ〜……(サンサラの余韻にひたっている) アムリタはやはり上級に似ていると思う(笑) 幼い頃から世界について、竜とは、竜使いとは何かと考えている。浮き世離れしているというか、人との深い接触は好まない感じで、心を許していたのは、孵らぬ竜の卵と一緒に龍苑に置き去りにされていた主人公だけ。やがて、自分の竜を得た彼女は、主人公に、おまえの卵が孵ったら、おまえとお前の竜と一緒に、世界の謎を解きに行こう、と言う……

そんなアムリタの脳裡には、幼少時から既に、気づかなければよかったのに、と自らが言うような葛藤がある。愛憎があり、疑惑や後悔がある。幼いころから天才竜使いと謳われた彼女は、だからこそ世界の成り立ちや竜、そして龍使いを束ねる龍苑について、上手く隠蔽されているように見える疑惑が存在することに、気づいてしまったのだ。自分的バロック妄想でも、上級はやはり幼少時から非常に頭のよい聡い子供で、歪みを得た最愛の姉を通して、世界についてより深く考えるようになり……という感じがする。結局、アムリタも上級も、その真摯な心ゆえに世界を崩壊に導いてしまうわけだが。


んー。熱く語っていたら遅くなってしまった(…)
今回はこのへんで。あー……(余韻)
関係無いが、シャドハ公式HP)に新作が出るんですな。

ではまた。週明けから寝不足……
そして進捗会議か……ハァ……


(0328 02:06 UP)


書いてる人:ミァハ(双星たかはる)
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