日常妄想
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2003年09月21日(日) 『きみはボクの心をかきみだしちゃったわけよ!』のこと。

えーとですね、最初にお断りしておきますが、恋バナではありませんのでご了承ください(笑)

+ええもう、チヂにに乱れまくりでございますよ(笑)>タイトル もー、ちょっとなにから書いていいのやら皆目見当もつきません的な。 昨日(21日)は翠さん&清水さんと非常に濃密な1日を過ごしておりました。わたしが『翠さん&清水さん』と翠さんの名前を先に書きたがるのには密かに上級天導のこだわりがあるためです念のため (* ̄▽ ̄*) 歪
さりげに前日の日記記述から引き摺ってもいます(笑)

確実に1日以上の密度があった感じだ。わたくしのなかの欠落がそのぶん確実に補完されたチックです(*´▽`*)<歪んだ妄想で(笑) 前日の予告どおり、デジカメくんで激写しまくってきましたので、日記と並行して写真も順次更新していきたいと思います。
明日休みだなんて、写真をウェブにあげまくれるやないですか。うひひぃ(笑)

メニューとしては、
ファミレスボンバーinロイホ
秘密の書斎inひなぎく
マリスinワンダーランド

な感じです。こう書くと「そうなの?」的な感じだが、当事者にしてみるとこの1行1行にはみっしりと詰まっているものがあるのデス。そんなことをしてもわたしが嬉しいだけですが(そりゃもう・笑)、それを紐解いていく所存。

(0922 13:30 書き出しUP)


ロイホ編

+駅近くのロイホで翠さん&清水さんと待ち合わせ。わたくしは珍しくスカートだ。マントのようにだぶっとした黒いワンピース。ポイントが無いのでやはりネクタイでもつけるべきだったかしらんと後悔。ステータス異常、流血( ̄▽ ̄;) 気持ちと行動が釣り合わぬ歪みが生じ、例によって遅刻フラグをたてる。マイナスポイントはいかほどか(汗) しかし、快く迎えていただけて感謝の気持ち……

清水さんは夏にお会いしたときと同じく帽子を被っていて、それがよく似合います。アーンド、告死的素敵プラウス。肩と袖口がリボンの編み上げになっているッ!! 色的にはマリスちゃんで白地に黒リボン。後ろは両肩とも肩甲骨のなかばぐらいまで開いていて、細いリボンで編まれており。位置的に羽根袖みたい。いーなーいーなー。

翠さんは上下黒、前みごろ真ん中の合わせ部分にたっぷりしたフリルの入ったブラウスと、ロングスカート。スカートがまたカッコイイっス。いつもどこでチョイスするのですか♥(*゜ω゜*) ベルトのような飾りや薄布づかいが、尖り過ぎず甘過ぎずでいい感じ。清水さんもそうだけど、お洒落なひとに合うと、自分もお洒落をしたくなりますな♪

ロイホでのお話は、ヘクターさんがいっぱい居るとかヘクターさんのお買い物とか、ヘクターさんが印象強くてほかをよく覚えていない……指輪の話となんだろう……あ。清水さんにウワサのオニュ〜携帯を見せてもらいました。さりげなくインパクト強でした(笑) 力強い『炎』の文字がレダのひとを強く主張しておりました。その後、この携帯は更なる存在感を打ち出してくれることに(笑)

12時を少し回ったところで次なる目的地、『カフェギャラリー ひなぎく』へ。


秘密の書斎編

駅の南口に位置するロイホをあとに、今度は駅の北口に位置する第2の目的地、『カフェギャラリー ひなぎく』さんへ向かう。歩いた時間にして、ロイホから4〜5分というところか。来たことのある翠さんの案内でお店へと至る階段を見つける。初めてのひとはうっかり見落としかねない、そんな細い階段だ。ちょっとした穴場的いいお店って、得てしてこんな感じのところにあるよね(⌒ω⌒)

扉を潜ると……内装に使われている木の匂いとしっとりした雰囲気に包まれる。小洒落たロッジ、レトロ調な喫茶店、アイリッシュバーなどといった感じの印象。厚い色硝子のランプによるやわらかな照明、カウンター横や店内のポイントポイントに置かれている本、ポイントのしっかり抑えられたインテリア、アンティークなフォルムの電話器、レジの奥の棚にならんだ果物の漬けられている壜などなど、なにもかもが素敵だ。

ギャラリーはお店の左手奥。店内にちょっとした展示スペースがあるという印象。このギャラリー自体がお店のインテリアとして溶け込んでいるようにも見える。壁や硝子に仕切られることもなく、洒落たギャラリーありがちな整然とし過ぎた冷たさや仰々しさは皆無。そこに、河村 塔さん(サイト/ICU in WIRED)の作品たちが "秘密の書斎" をコンセプトに、センスよくアイデアよく展示されていました。これもおそらく河村 塔さんのアイデアなのでしょうな……いやはや……

河村 塔さんはデザイン方面にも長けた作家さんで、コミケなどのイベントや自費出版系の書店で作品を発表されているほか、商業誌では現在、人気コミックス『ゆらふるべ』(Gファンタジーに連載中/スクウェアエニックス)の原作をされてます。 <公式サイトのギャラリーでは作画をされている坂本あきらさん(サイト/王様の大きな鍵)の超美麗カラーイラストが見られるん♥ や。見なきゃ損をするマヂで。(水彩系が好きなひとは特に必見)

展示作品は、ギャラリー内部を入り口から左回りにぐるりと挙げると、入ってすぐ、左手のテーブルに作品目録、たくさんの同人誌(無論オリジナル作品だ)、単語帳複数点。作業机をイメージさせたメインテーブルの上に短編小説がまるっと読めるナマ原稿、『ゆらふるべ』1巻目の精密なプロット(!)、単語帳複数点。硝子の棚に、試験管やガラス瓶のなかのカプセルにテクストを詰めた作品、1頁が4枚に分かれ、それぞれに別の内容を綴ったテクストが書かれていて、読み手が好きなように頁を繰って内容をイマジネーションする本など、特に "視覚" にも重点を置いたアイテムや本が数点。そして、壁にはA4サイズほどのモノクロ写真が絶妙のバランスで貼られていました。

単語帳というのは、要はアレアレアレ、英単語を覚えるときに使ったりするあれ、あの1枚1枚に印象的なさまざまなテクストが書かれている、いわば豆本です。とても面白く、黙々と次々と頁をめくってしまう(笑) 内容が面白いのは言わずもがな、文章をこうした個性的な製本(形)で遊ぶ、表現するということに、目から鱗な心持ちでとても惹かれました。瓶詰めのテクストも食い入るように読んでしまった。瓶のなかに、透明な薬のカプセルがたくさん入っているのだが、そのなかのひとつひとつに存在感のあるテクストが入っているのだ。つい瓶を振ったり、傾けたりしてみたり……(笑)

小説や文章の読み書きが好きなひと、製本に興味のあるひとにはいちどはぜひ触れてみてほしい、そんな作品たちでした。とてもよかったので、置かれていたメモ帳に感想と署名を書きました。DMで次ぎ個展のご案内をいただけるのだそうで(*´ω`*) 小説も面白かった。読めなかったものもあるので読んだなかでだけど、『水晶詩集』『水の記憶』『SMART』『はかせはきょうもしんでいる』が特に好きでした。タイトル間違ってるやも……(汗)

河村 塔さんは翠さんの先輩で、お師匠さま。翠さんが本当に大切そうに大切そうに作品をみていたのが印象的でした。わたしも清水さんも、ほんッ……とうに言葉少なな感じで、何時間も作品の世界に没頭してました。やー。だって、ねぇ。居心地のいい空間にいい作品、プラスおいしいものって、最強じゃないですか(笑) お昼に食べたホットサンド(メープルとチーズの組み合わせがウマイ♥)とチャイ、遅めの3時で食べたバナナと杏の入ったチーズケーキとカモミール&キャットニプのお茶、どれも美味……ママン、もっと!(メニュー違う・笑) さりげに翠さんと食べ物のチョイスがふたつともおなじでしたΣ(゜△゜) 清水さんの頼んだ小豆のお茶(甘くてまろやか)も、翠さんの頼んだ白いやつ(さっぱりと香ばしい。名前失念…)もかなりポイント高し。

12時過ぎからなんと18時までこちらにおりました。途中、清水さんの嬉しいマッサージサービスもあり(いたれりつくせりだ・笑)、本当に快適で貴重な時間となりました。それに、こういうステキ空間・ステキ時間を自分の好きなひとたちと共有できるのってそれこそステキなこととは思わぬかッ。 先生! ミァハさん告ってます(笑) ゆったりくつろいでいたのだけれど、長く居たわりにはその長さを感じない、そんな不思議なひとときでもありました。それだけ世界に入り込んでいたということですな。

いろいろ堪能しまくったところで、いよいよ約束の地である『迷宮の国のアリス』に丸の内線で向かいます。


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つい語ってしまい長くなり過ぎたので(笑)、最終章は22日分の頁に回すことにします。だってこれに更に写真入れようとしているし(笑) まぁ、写真はリンク張れば済んじゃうことだからどうってことないかもだけど……( ̄▽ ̄)


(0923 01:08 ロイホ編、秘密の書斎編UP)


書いてる人:ミァハ(双星たかはる)
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