日常妄想
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| 2003年09月05日(金) |
『ぼくはきみの血のなかにたったひとりで帰ってくる』のこと。 |
あなたの涙に 果実の核ほどの意味があるか きみの一滴の血に この世界の夕暮れの ふるえるような夕焼けのひびきがあるか
言葉なんかおぼえるんじゃなかった 日本語とほんのすこしの外国語をおぼえたおかげで ぼくはあなたの涙のなかに立ちどまる ぼくはきみの血のなかにたったひとりで帰ってくる
---------------------------------------------- 田村隆一「帰途」より引用
+大江戸線本郷三丁目駅の改札前にある壁には、47編の現代詩が並べられている。ハープ修行に池袋まで出るため、この駅を出て丸の内線に乗り換えているのだが、昨日(4日)の教室の際、いつものように駅を出ようとしながらなんとなく目をやった先に、タイトルの1文があり、軽い衝撃が胸に焼きついた。
大江戸線の駅は、多数のデザイナーがそれぞれデザインをし、ひと駅ひと駅にコンセプトが違う。飯田橋や清澄白河などは面白い。バロッカーは気に入るかもしれない(笑) で、駅ごとに個性があるのでその違いを見て楽しむことをするわけですが、だもんで、本郷三丁目の詩も知ってはいました。詩と知ったのはさっきだけどネ(笑) 小説の抜粋だと思っていた。
知ってはいたのですが、狭い駅なうえ(ってゆーか、自分が利用する部分しか知らないだけか・汗)改札の正面という場所柄、興味深々で見ていつつも、どうしてもスルーしてたのでした。そのなかでたまたま目に飛び込んできたのがこれだった。作者名を未確認。しかも、行きに発見したのだが帰りに通ったときには一瞬では見つけられず……気になって仕方がなかったので、必死こいてググったら、作品を見つけることができました。
このひとの他の作品も読んでみたい……ちと、歪みセンサーが振れており(* ̄▽ ̄*) 他の作品は読まないと好きか苦手かとかわからないけど、これ好きだなぁ。こういうの好きなんです。言い回しとか文の感じとか。傾向と対策として、わたしが書くものと似ている感じがしませんか? >読んでくださってる人。 →→→Geafta Liath ─灰色門─(『歌 Amhran』、『歌 BBS』が詩のコンテンツです。) ※今は創作中心サイトのこちらです。Coill Liath ─灰色森─『テキスト』ページへどうぞ。
関連リンク →→→発案者らしい。 →→→駅について。
やー。それにしてもネットは便利だ。 明日はとりあえず、爆睡、トリック、修行、サイト更新の方向で。日曜は映画鑑賞になる風向き。 そうそう、今月下旬に開催されるゲームショー、チケットがいただけてウハウハです♥ 仕事の一環なので(わたしは趣味丸出しなんだが・笑)、26日金曜に社長のK島さんと行ってくる予定。考えてみたら、幕張メッセって行ったこと無いデス。駅からのアクセスが不便とか…… 今度は名刺をちゃんと持っていきます(笑)
(0906 02:42 UP)
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