日常妄想
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(at 2001 06/03 01:04 編集)
+通り過ぎる夕立ちみたく、急にザァと降られたときのような気持ちになることは無いだろうか。例えば、ずっと普通にしゃべっていたのに、急に相手が怒り出すとか、泣き出したとか… +ふと気づくと、雲行きが怪しくなっていて、凄い勢いで降られてしまう。そういうときに限って準備が無かったりして、自分が濡れたり、部屋の窓が開けっ放しで「あ〜あ。」みたいなことに陥ったりして。それでも、夕立ちは通り雨みたいなものだから、すぐにあがってくれて、被害も酷くなくて済む。しょうがないなぁ、という感じに、わりと腹も立たず、かえって、なにか面白いような気分になったりもする。突然の厄災。でも、あとくされの無いような、そういう感じ。夕立ちに遭うような気持ち。 +今回の、わたしの仕事のことも、長い目で見れば、似たようなことだと思った。夕立ちに遭ったのとおなじこと。晴天の霹靂ではない、社長の考えそうなこととして、雲行きが怪しくなるのが見えていたので。降られて、確かに頭には来たけれど、雨はすぐあがるのだ。そして、空気を綺麗にしてくれる。すきっと、洗い流してくれるのだ。雨は、大気を浄化する。仕事として、ろくに休みも取らず(人手が無くて取れなかったんだよー)勤続する半面で、苦労の割に、それをカバーしてくれるようなメリットも無く、おまけに年々環境が悪くなり、荒んでいたわたしの生活を、清涼なものにしてくれたのだという気持ちがある。まぁ、降っちゃったものは、しょうがないよね。なんとかなるさ。そんな感じだ。 +こういう世の中だから、再就職は簡単にはいかないと考えていたほうがいいだろう。はっきりいって、FXを○年使ってました!なんて言ったって、Macを使ってたのとはわけがちがう。世間にはキャリアとしては通用しないだろうし。しばらくは、様子を見ながら、パソコンスクールの再受講に入って、おさらい&スキルアップを目指そうと思う。今度は、DTPじゃなくてWEB方面の仕事がしてみたいのですが、どうでしょうか?とMacにくわしいTさんに伺ったら、「WEB系はお金にならないから、あんまりよくない。DTPのほうが仕事としては安定しているよ」と言われてしまった。どうしよう(笑) +仕事を辞めるにあたって、わたしと同時期に解雇という形になっていると思われる印刷工のIさん、今年の頭に、Macと一緒に入ってきたOさん、そして、OさんのMacのメンテを請け負っているTさんは、わたしを応援して、あんなヤツ見返してやれと励ましてくれた。わかってくれるひとがいるということがとても嬉しく、心のわだかまりが昇華される感じ。ただし、社長を全面的に許せるほど、わたしはお人好しじゃないし、苦労もしてるので、スッキリ!ってとこまではなかなかいかないけどね(笑) あまりに不誠実なようなら、公的な窓口に訴えようと考えてるし、そうするよう、まわりからも勧められている。 +++++ +とりあえず、ろくでもない会社から放免されてよかったと思っている。社長がこんなんでは、会社は絶対に大きくなんかならないし、はっきり言って、しぼむ一方だろう。区の仲介で、お掃除のおばさんが週二回きてくれていたのだが、お歳を理由に、辞めると言ってきた。話を聞くと、社長が区の方にきちんと賃金を支払ってないらしい。事務のおばさんが昨年暮れに辞めてから、社長が事務関係の仕事も処理しているのだったが、ここ二・三ヶ月、催促をしないと、いつまでも賃金の振り込みをしないという有り様だったようだ。おばさんには、区が立て替えるかたちでお金が支払われていたとのことだが、自分の年齢のほかに、このへんのこともあって、辞めることを決めたのだそう。それを聞いて、ますます呆れてしまった。 +来月から、うちの会社はどうなるんだろう。掃除をしてくれるひとは、流石に探すらしいけど(笑) まぁ、残っているOさんには申し訳ないが、せいぜいぢこくを見やがってくださいという感じだ。しかし、社長のようはひとは、なかなか自分の間違いを認めることはないでしょう。 +わたしは、平気で人道に悖るようなことができる社長を、可哀想なひとだとさえ思う。 +++++ +スガシカオの『夕立ち』。なんと、先月の末に行った、カラオケ広場だったか、そこに置かれていた機種『BMB通信カラオケBEAT』(嬉しくて思わずメモった・笑)に入っていたので、念願叶って歌いました♪ あー、また歌いたいっ!! 今回、わたしは初めてここに来たのだが、音はちょっとショボイが、お値段も手ごろでけっこういいかも。
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