オリから出た日々

2004年10月29日(金) 椰子の木ジュース

この時期になると「椰子の木」ジュースというのが村で出回ります。
最初は「椰子の実」ジュースではないかと思ったのですが、樹皮を削って、そこから出てくる樹液を集めて飲むので、やっぱり「木」なのです。

遠くから見た姿ですが、細い棒に見えるのは樹皮を削った下側に取り付けられた受け樋で、この樋の下に壷を取り付けて樹液を集めます。
この木は壷を外しているので、木の下に樹液がポタポタ垂れています。

3箇所ほど木が削れているのは、樹液を採取した跡ですね。毎朝新鮮な面を削る必要があるので、ある程度採ったら別の場所に移動します。

ちょっと受け樋が見えづらいですが削った面のアップです。

このように木を削っただけで、樹液が1秒間隔程度でポタポタと垂れてきます。下で手に受けて舐めてみましたが、爽やかな感じの甘さでしたよ。
しかし甘さを感じるのは人だけではなく、虫も集まってきています。


このジュースを採り立てで朝に飲むと爽やかで美味しいそうですが、次第に発酵してきて、夕方には酸っぱいジュースになってしまうそうです。

所長に言わせるとこのジュースはインド体質に変わる(お腹を鍛える)ための中級コースだそうです。私は初級コースのサトウキビジュースで躓いてしまっているので、勧められても遠慮をして挑戦していません。
サトウキビでは本当にひどい腹痛と発熱を起こしましたからね。


昨日の夕食メニュー

メインディッシュ…フライドチキン
小鉢物…牛肉とコンニャクの煮物、納豆(オクラ入り)
スープ…コーンポタージュスープ


昨日の肉じゃがなどのいつもの煮物のお肉は、ブロック肉から手で切り分けているからなのか5mm以上の厚さがあるのですよ。食べやすさや味の沁み込み具合で多少の不満があったのですが、今日のお肉は2mm程度の薄切りになっていて良かったですね。まだ日本の薄切りより厚い感じですが。


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