オリから出た日々

2004年10月10日(日) やられた

今日は日曜出勤で朝現場に出かけたら、トラブルが起きたとの報告がありました。今度はUpper Damの水位観測孔(調査ボーリング)の鍵をかけた口元が壊されて孔の中に何か異物を入れられて、水位計が途中で引っ掛かって降りないとの話です。

急いで駆けつけたらちょうど細いロッド(鉄パイプ)を繋いで孔の中に降ろしている最中でした。
約50mの深さの孔ですが、13m付近でロッドが引っ掛かって降りていきません。何度がロッドを持ち上げて突いてみると、手応えは石や鉄などの硬い感じではなく、木や砂のような柔らかい感じで、ロッドが食い込んで動きづらくなったりするので木が投げ入れられたと判断しました。

引き続きロッドで突いてみるように指示をして、サブコンの担当者とこれで取れない時の次の対応策について協議をしていました。
鉄なら強力磁石を使ったり、石みたいな重くて硬い物なら孔底まで叩き落としたりする方法もあるのですが、木やプラスチックというのはこのような孔内異物の対応としては厄介な部類に入るのです。

物を落とすのは簡単でも、引き上げるのは何倍、何十倍の手間がかかるのですね。下手をすると回復不能という事で新しい孔を掘り直しという話にもなりかねず、段取り手間も含めれば100万円近い損失になるから必死です。

今回は運良くロッドの突きで異物の引っ掛かりが抜けたので、今度は太いパイプをかぶせるように降ろし、何とかきれいに取り去る事ができました。
しかし、異物の引っ掛かりが抜けた時に突いていたロッドも孔内に落としてしまい、それを引き上げるのにまた手間を食いました。

回復作業を見ているとやはりムカムカと腹が立ってしまいましたが、そういう事をする輩に負けない口元の防護をする事にこの怒りをぶつけるしかないですね。


昨日の夕食メニュー

メインディッシュ…イカフライ
小鉢(皿)物…お好み焼き、ポテトサラダ
スープ…味噌汁(ネギとワカメ入り)


イカフライは全長10cm程度の小さいイカを丸ごとフライにした物でした。イカ自体に塩味がついていたので、たぶん冷凍ではなくて塩漬けで輸入された物ではないかというみんなの意見でした。揚げ立ては美味しかったですが、冷えると完全に抜いていないワタの部分がちょっと匂うのがアレでした。
でも今までこのイカはリングにして炒めるメニューしか無かったので、工夫してくれたのは良かったですね。


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