オリから出た日々

2004年03月14日(日) 村民食??

見ての通り枝豆に似たような豆です。
毎週、水曜と土曜のバザールにこの豆が売られていて、村の人はみんなこぞって買って食べております。

一束で30個以上の豆の鞘があり、その中に1〜2個の豆が入っていて、それをそのまま何もつけずに生で食します。

ドライバーが二束買って食べていたので、少しお裾分けをもらい食べたら意外においしいので、もっとくれと言ったら一束くれました。
悪いから買うよと言ったら1Rs(2.5円)だからいいよ、との話でありがたくいただきました。



その豆をコンテナハウスの中で食べていたら、表で何やらぞろぞろ歩く様子があります。ウシかヤギかと思ってドアを開けたら、ウシでした。

親子の集団で子牛が3頭ほどに親牛が7頭くらいの群れですが、こんなに近くでウロウロすると迫力があります。



ふと豆の草を食べるかと思いドアから草を出してみたら、親牛は近づきませんが子牛が近寄って食べるではないですか。

このような山の中を放たれているウシの群れはもちろん飼い主がいるのですが、どちらかというと人にはあまり近づかずに草を食べて歩いています。


さらに別の子牛がやってきて一緒に食べようとします。
舌を丸めてバリバリと食べる様は力強く、そこら辺の草がすぐにハゲチョロになるのがよくわかりますね。

このコンテナハウスの前にも花の苗を植えた事があったのですが、ある程度大きくなった時にきれいに食べられてしまいましたしね。


子牛がある程度食べ終えると、近くで見ていた親牛が動き始め、ゆっくり離れていきます。

しかしウシを追う人もいなく、自分らの好きなように動いて好きなように食べているウシ達の生き様は何か迫力がありますね。



ただ重機の動き回る現場をノシノシ歩かれたら仕事に差し障りがでるのですが、彼らからすれば私達の方が今まで自由に動いてきた山に入り込んできた闖入者なんでしょうね。


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