定礎式のビデオが事務所内に出回りまして、例の礎石運搬をした人達の中から犯人探しが始まりました。
何の犯人かって?
担ぎ手12人中、一番楽をしているのは誰だ? という犯人探しでございました。
同じ法被を着たスタイルなので顔の判別が難しく、左右列と前からの順番で探したのですが、みんな一致して「右側の一番後ろのヤツだ!」。
私です…。
まだビデオを見ていなかったのでなぜそう決め付けるのかわからなかったのですが、みんなが口々に言うのは「肩から柱が浮いてるぞ」「どこの場面でも平気そうな顔をして歩いてる」「力を入れているようには見えない」。
そうです、肩から浮いた記憶はございます。 左回転をした時と、定礎石を置く少し低い場所に入った時でした。 それは言われて思い出しましたが、やってる時は一生懸命ですから一瞬浮いたという程度でしか意識していません…。
この原因はいくつかあるのですが、大きな理由は肩の高さのアンバランス。 左前のメンバーが一番肩が低かったのが悲劇(?)の原因。どうしても低い所へ微妙に傾ぐので、ややもすると私の肩にかかる力が抜けるのです。まっすぐ歩いている時はそうでもないのですが、回転したり、低い場所へ入る時などそうなってしまうのですね。
確かにそういう状況があったのは認めますが…。 でも真っ直ぐ歩いてる時に平気そうだったとかは濡れ衣です〜。そりゃ必死で歯を食いしばって歩いている人に比べれば平気そうに見えますが、一生懸命担いで重みも肩にかかりまだ腫れていますよ。
うーーん、もう一つ目立った原因は、ビデオの撮るポイント。左回りなので右側が外に向きます。だからどうしても広い外側から撮るので正面と右側からの場面が多かったのも目立ったのではないかと。
だんだんとあら捜しもエスカレートしてきて「肩から浮いた時にぶら下がって更に重みをかけてるぞ」って。あの、肩で柱を抱えるように担いでいるから浮いたからって簡単に持ち変えられませんよ。見た目はぶら下がっているように見えるけどそんな事するわけないじゃないですか〜。
まあでも一番楽だったように見えたのは事実ですし、実際にも楽だったのでしょう。私より苦労をしたみなさん、お疲れ様でした。
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