オリから出た日々

2004年01月21日(水) サル君の思い出

10月頃、現場の山の中ではぐれていたサル君をドライバーが見つけて事務所に連れてきました。

人に慣れるとかいうレベルではなく、連れてきたドライバーの足にしがみついて離れません。無理に離そうとするとキィーーキィーーと泣き叫びます。


最初はそのドライバーだけかと思いましたが、引き離されると他の人にしがみつきます。怖いのか寂しいのか誰かにしがみつきたいのでしょうね。


事務所前の木に放すと、楽しそうに遊びまわります。
他の場所にいてもこんな感じで登ったり跳ねたり走ったり元気なものです。









たまに車に乗って外へ遊びに行きます。やっぱり慣れない場所だとこんな感じでしがみついて離れないのですね。
しかし慣れてくると胸ポケットの中の手帳などを引っ張り出してみたりします。そして動き回って前にアップした写真のように肩車みたいになったりするわけです。





当初は事務所の中で飼っていたのですが、トイレの躾が間に合わないので、ガレージの屋根の下でドライバー達に餌のリンゴやバナナを貰いながら暮らしていましたが、誰もかまう人がいない時はこのように裏の草地で虫とかを探しています。
バッタが大好物で美味しそうに食べるのですよ。





遊び疲れたりお腹がいっぱいになるとこのように腕の中で眠ります。少しでもそっと離して寝かそうとするとすぐに目を覚ましてキィーーと泣いてしがみつきます。
いつもこのまま写真のドライバーのベッドで一緒に寝ていました。






残念ながら私の発熱が原因でこのサル君も森に放されました。
今でも所長にはおまえのせいで、とブツブツ言われるのです。
ほんとに残念です。


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