あの日、TVに写っていたのは映画のワンシーンじゃなかった。
ども、うづきです。
今から7年前の今日、阪神大震災があった。 私は地震が大嫌いだ(あまり好きな人はいないだろうけど) 住宅密集地には逃げる場所なんかないし、ましてや出先で地震なんて・・・。
あの日の朝。 TVをつけた途端流れてきた映像がにわかに信じられなかった。 「え? 何これ、ホントのことなの?」 家中の人間をたたき起こして大騒ぎをした気がする。 その瞬間もさることながら、時間が過ぎるに連れて広がる様々な恐怖感は 想像を絶するものがあるだろう。
当時私は同人誌を作っていて、震災直後の即売会でそれを題材にしたマンガを 出している人がいたので何冊か読んだ。 関西から来た人だったので、そのリアルな様子がうかがえた。 多くの人たちの体験が載っていた。 家が崩れる前にできるだけ持ち出したこと。 あちこち壊れたままのコンビニや携帯電話ショップが辛うじて営業していたこと。 避難所での余震に対する恐怖。 ガスもれの危険があり避難するようにいわれたにも係らず、 壊れかけた家に住みつづけた人たち。
一番印象に残っているのが、TVで崩れた家の前で1人の男性が、 家の中に取り残された母親を助けてくれと言っているのだが、 自衛隊も手が回らず間に合わず、家の前に立ち尽くしている姿だった。 今でも忘れられない。
自分がその場所にいたら、私はどうしていただろうか。 悲しみと絶望の中から、明日へと歩き出すまで、あの場所にいた人たちはどんな 思いで時間を過ごしたのだろうか。 忘れることの出来ない日。忘れてしまってはいけない日。 多くの犠牲になった魂が安らかでありますようにと祈る。
・・・何か中途半端だなあいつも。 結局何もしない「ああ、たいへんだったんだなあ」とか思っている自分に 嫌悪感を抱いている偽善者な自分にイラついているからかもしれない。
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