☆今日も今日とて・・・戯言ざんす☆

2001年08月20日(月) 人生楽ありゃ・・・

苦もあるわけで。
でも人生の楽や苦ってなんだろうなあ。


その昔(爆)随分とブルーな生き方をしていた時期があった。
いわゆる青春時代といわれる時期から、ほんの数年前まで。
自分で作った暗黒時代と呼んでいる。


仕事が決まらなかったり、
他人の言葉に過剰に反応したり、
自分がやっていることが何もかもうそ臭くて、
毎日を後悔して生きていた。

そして脂肪も増えていった(~▽~;)


朝起きて寝るまで、考えていた事といえば、
他人の顔色をうかがってその言葉一つ一つに理由をつけ、
無理やり理解してもらおうとしていたことと(私はあなたの敵ではない)
そんな自分に絶望している自分だった。

そんな日々が10年近く続き、もう最後の方は
友達も呆れて離れたくなるくらいひどいものだった。


例えば、誰かの持ち物が落ちてそれを拾ってあげる。
机からペンが、手からハンカチが、書類が。なんでもいい。
その時「ありがとう」と言われると、
顔から火が出るかもと思うほど恥ずかしかった。
そういわれた瞬間、思ってしまうのだ。


『私は今、あなたに礼を言ってもらいたくてそれを拾った』


自分はひどい偽善者なんだと情けなくなった。


いろいろあって復活した頃には、この考えは変わった。

人は1人では生きていけない。
私も1人でここまで生きてきたわけじゃない。
家族や友達やこれまでに出会った人たち。
いろんな人たちがいてくれた。
その人たちの心が教えてくれた。

やさしさや、

愛情や、

正義や。


それなのに、何て傲慢な考え方をしていたんだろう。
自分ひとりでそのことを知ったかのような態度だ。

それをちゃんと表現できないのは、自分の未熟さなだけなのに。

やれやれだ。

『年相応』という言葉にも縛られていた。
それはそれであるべきなのだろうが、人それぞれだ。
ましてや心のよりどころのようなものに関しては、
例えそれが世間一般でいう所の『年相応』のものでなくても、
他人がとやかく言うものではないのだ。

その頃はそういう人たちを見下したような態度をとっていたが、
本当はうらやましかったのかもしれない。


しかしなぁ・・・・・・。
私の場合はちょっと未熟者だと気づくのが遅かっただけに、
まだまだ反省して学ばなければならないことが沢山ありそうだ。

人生楽ありゃ苦もあるさ。
昔、何人かの占い師に私は長生きする(だいたい98歳)といわれた。
どうやらそれくらい長く生きないと、
私は人生の何たるかを身につけられないらしい(~_~;)
・・・・・・気長にやるっきゃないかねぇ。


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