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■ カーナピーナ「チキンカレー・スペシャルホット」
大沢食堂「極辛」への道が完結してから5ヶ月。 僕は小ぬか雨がそぼ降る10月の祐天寺駅に降り立った。
目指すは祐天寺のカーナ・ピーナ。 待ち受けるはスペシャルホット。
今回はLiNxに加えてスペシャルゲストのこぷさんが参戦してくれた。彼女もかなりの激辛好きと聞く。
店内は誰も居なくて貸しきり状態。香辛料の香りが店内に漂い、食欲をそそる。
メニューには「マイルド」「セミホット」「ホット」とあるが、我々が挑むのはメニューに書いてない「スペシャルホット」。
お店の人に聞いたところ「スペシャルホット」を注文するのは年に数人とのこと。すでに今日は3人が注文ということになる。
僕はチキンでライス、LiNxはマトンでライス。こぷさんはマトンとナンのハーフサイズです。カレー580円+スペシャルホット500円+ライス300グラム280円でおまけのdeedeeは辛いカレーが食えないのでどうでもよい。早くアッテンボローを見るように。
さて、待つことしばし。 カレーがやってきた。 げげ、かなりのボリュームだ。辛いカレーの時はご飯が進むのでこのくらいの量でちょうどよいのだろうか。そして例に違わず赤いぜ。ルーも山盛りで、食べ応えありそうだ。
では、いただきます。
もぐもぐもぐ・・・
辛い(からい)です・・・
辛い(つらい)です・・・
そして・・・
完食しました。
今回は詳細なレポートは不可能です・・・
それは例えるならば、まさに殺人カレー。 「ザシュッ!」 痛恨の一撃。 大沢食堂「極辛」にバイキルトがかかったような攻撃力です。 ベホマを1ターンおきにかけないと死んでしまいます。
手足は痺れ、目眩が起き、本当に生命の危機を感じました。 兵器と言っても過言では無いかと思います。
はっきり言って 「危険です。」
電車で帰れるかどうか不安になりました。タクシーで家に帰るか救急車で病院に行くかの選択を迫られるとさえ思いました。
言わせてください。 「食べてはいけません。」
今までに、マジックスパイス「虚空」、心「100番」、エチオピア「80倍」、大沢食堂「極辛」などなど名だたる激辛カレーを食べても「胃が熱いなぁ」「唇がひりひりするぜ」と言いながら涙ぐむ程度のダメージしか受けていない僕が言うんです。量が多かったこともありますが、ベルトを緩め、もう悶絶する以外に何も出来ません。
スペシャルホットを頼んだ3人の中でダメージが一番少なかった僕が言うんです。あとの2人がどうなったか推して知るべしです。とてもじゃありませんがここには書けません。
鋼鉄の胃袋をもつと言われる僕が言うんです。チタンの胃袋にはなれません。
警告します。 「食べないでください。」
完食すれば勝利と思っていましたが、気持ちの上では完敗です。ほとんど負け犬です。
テニスで言うならストレート負けのレベルではなく0-6、0-6の団子です。ポイントは相手のダブルフォールトくらいです。
野球で言うなら完封負けのレベルではなくノーヒットノーランをやられたくらいのレベルです。出たランナーは振り逃げくらいです。
バスケットで言うなら100点ゲームを決められたくらいです。こっちのポイントはフリースローの1点だけです。
超激辛カレーは引退して、これからは美味しいちょっと辛口のカレーを普通に食べることにします・・・
追記:普通の辛さのカレーはきっと美味しいと思います。
2005年10月15日(土)
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