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■ 夢をありがとう
宇宙飛行士の野口さんが乗ったディスカバリーだっけ?エンデバーだっけ?スペースシャトルが無事に帰還した。これは宇宙好きな僕にはとっても嬉しいことではある。うん。
ふと、今さっきニュースをみたらちびっ子達が「野口さん、おかえりなさ〜い」と叫んでいた。まぁ、テレビ的にはいいでしょう。でも、横断幕だかプラカードで「夢をありがとう」ってのが見えた。
絶対に使い方が間違ってる。
テレビに映っていた子供達は野口さんのことは、ほとんど何も知らないに違いない。 そんなことより、ワンピースやガッシュのほうが気になるのだ。
僕の記憶のなかでは「夢をありがとう」的なやつのはしりは、鈴鹿でのF1の中嶋悟だった気がする。あれは観に行ったレースだったので覚えているが、無理矢理感動を押しつける感じでもあった。あのときの中嶋は残念ながら明らかに遅く、ある意味悲壮感さえあった。でもその状況の中で彼の一生懸命さは伝わるものがあった。
サッカーや野球なんかで、無名時代からずっと応援していた選手に「夢をありがとう」となら言ってもいいと思う。自分に出来ないスーパープレイを見せてくれ、あるいは自分の代わりとなって戦い、ときには負けた悔しさを分かち合い、そして勝利の美酒に酔う感じているはずだ。そこで言って自分に酔う。そういう言葉だ。
なんてことを言ってはいるが、僕は野球もサッカーも特にどこかのチームを応援しているわけではないので、上の段落は勝手な憶測です(笑)本当はスポーツだとか、歴史的なことでなく身近な事に使うほうがいいと思う。
さて、
「夢をありがとう」
人生でそんなにこの台詞を使う機会なんて、そうはないはずだ。
安っぽくなってしまったこの言葉だけど、本当に使いたいときのためにとっておこう。
2005年08月10日(水)
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